執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。

「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

カレンダーやスケジュール帳には、そもそも書き込む余白の大きさに限界があります。

また、会議や講演を聞きながらメモを取るには話のスピードが速いため、メモを取るスピードにも限界があります。

とはいえ、本格的な速記を学ぶのは少し大げさな話です。

時間もお金もかかり、面倒ですね。

そうした悩みを一度に解決できる方法こそ「記号」や「略語」です。

段取りよくなりたければ「記号」や「略語」を多用することをおすすめします。

段取りのいい人ほど、必ず記号と略語を使うのが上手です。

たとえば、スケジュール帳に予定を書き込むときには、段取りのいい人は以下のような「記号」を使います。

「◎」は最重要。

「○」は重要。

「?」は入るかもしれない予定。

「☆」は緊急。

こうすれば、たった1文字で意味を表現できます。

「言葉」で表現するのではなく「1字」で表現するのがポイントです。

直感的に意味を理解できるため、解釈も早くなります。

また、次のような「略語」も活用しましょう。

「デ」は「デートの予定」という意味。

「周」は「周知をする」という意味。

「電」は「電話をする」という意味。

「旅」は「旅行の予定」という意味。

略語ですから、すぐ書き込むことができますね。

もちろん紹介した内容はほんの一例です。

あなたの好みに合わせて、わかりやすい記号を使いましょう。

これなら速記を学ぶ必要はなく、特別な技能も不要です。

ビジネスでもプライベートでも幅広く活用できます。

今すぐメモを早く、わかりやすく、理解しやすくなる方法なのです。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(28)
  • 記号や略語を使う。
休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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