多くの社員が、就業時間ぎりぎりに出社します。
ぎりぎりに出社するのが、最も無駄がないと思うからです。
遅刻にならず、仕事をする時間も短くなります。
やりたい仕事は、すぐさせてもらえません。
すぐさせてもらえないのが、普通です。
やりたい仕事ほど、人気です。
仕事の中には、やりにくい仕事があります。
そもそも仕事とは、最初は何でも「やりにくい」と感じるものです。
手順が難しい仕事を進めるとき、最初はあたふたするものです。
会社は、手段です。
自分が成長する手段です。
スポーツ選手は、体を鍛えるときには、ジムに行きます。
仕事は、コミュニケーションの連続です。
仕事とは人間関係から成り立ち、人間関係とはコミュニケーションから成り立ちます。
仕事を突き詰めると、底辺には、コミュニケーションがあります。
「どちらでもいい」という口癖に、心当たりはありませんか。
仕事上で選択を求められたとき、どちらでもいいと思うことがあります。
「どちらでもいいです」という言葉は、楽です。
仕事で「どちらでもいい」は、禁句です。
言われた相手は、心証を悪くします。
決断を放棄し、投げやりになっている印象を与えるからです。
仕事では、締め切りがつきものです。
仕事を依頼されたときには、締め切りもセットになります。
締め切りに、間に合うように進めます。
職場では、雰囲気に悩まされることがあります。
雰囲気とはいえ、重要です。
よくあるのが、人間関係の悪い職場です。
職場の雰囲気が悪ければ、自分から変えようと努力することです。
自分が明るく振る舞ったり、積極的に行動したりすれば、職場の雰囲気は変わります。
1人の行動は、水面に落ちたしずくのように、波及効果をもたらします。
人間には「認められたい」という欲求があります。
心理学では「承認欲求」と言います。
認められることは、誰にとっても気持ちのいいことです。
モノづくりは「もっと複雑にしよう」と思うと、失敗するでしょう。
難しいほうがレベルが高く、高度であるような気がします。
「複雑なことをしています」と言うほうが、周りの人から尊敬される気もします。
テンポとリズムは似ていますが、似て非なるものです。
テンポとは、速さです。
「タン、タン、タン」という速さが、テンポです。
面倒な仕事をよく依頼されることはありませんか。
廊下ですれ違ったとき「いいところで会った。頼み事があるんだけど」と話しかけられます。
廊下ですれ違うたびに、何かと頼まれます。
「できません」は、禁句です。
「できません」と言っているうちは、いつまでも仕事を任せてもらえません。
能力がない印象ばかりが、付きまといます。
資格が完全に悪いわけではありません。
資格を通して、知識や技術を身につける機会になります。
資格を通して身につけた知識や技術は、仕事でも役立つことでしょう。
どの会社にも、仕事がよくできる人がいるものです。
上司や先輩とは限りません。
後輩でも、賢くて鋭い人がいます。
あなたは努力の末、うまくできる方法を見つけました。
やりましたね。
ひとまず、これで問題なく進めることができるようになりました。
仕事をしていると、ノウハウを得られることがあります。
ややこしい仕事を、あっさり片付けられる、素晴らしいノウハウです。
よくあることです。
仕事は、本気になると、遊びになります。
好きな仕事をすればするほど、楽しみも喜びも大きくなります。
楽しくなり、遊びと同じ感覚になります。
「上司が好きだ」という社員は、めったにいません。
上司が好きと言えば、変な人かと思われます。
多くの人が、上司を苦手とするものです。
机の上が散らかることは、一概に悪いわけではありません。
仕事を始めれば、机の上は、それなりに散らかるものです。
散らかるのは、よく仕事ができている証拠です。
失敗しないように仕事を進めているうちには、大物にはなれません。
大物になるためには、大きな失敗が必要です。
大物になってから失敗はいけませんが、大物になる前には、たくさんの失敗が必要です。
仕事の合間に、休憩を入れます。
飲み物を買おうと思い、自動販売機に向かうときのことです。
どの自動販売機に向かいますか。
会社では、大物を中心とする派閥がよく見られます。
政治ではよく見られますが、会社でもあります。
会社のキーパーソンに、AさんとBさんの2人がいれば、A派閥とB派閥になります。
メールの長所は、会わなくていいことです。
謝罪をするとき「メールで済ませてしまおう」と思うことがあります。
メールなら、相手に会わなくても言葉を伝えることができます。
「給料が少なすぎだ」
給与明細を見ながら、ため息をついていませんか。
生活が苦しいのはわかりますが、もう少し客観的に「給料」と「自分の働き」を比べてみましょう。
親に「仕事の調子はどうだ」と聞かれたとき、どう答えていますか。
「仕事が大変」と答えていませんか。
よくありがちな返事です。
社員は、社長を避けがちです。
「社長」という響きを聞くだけで、動揺します。
社長に話しかける言葉といえば、挨拶くらいしかないと思います。
仕事ができるようになり、あなたは100点が取れるようになりました。
おめでとうございます。
100点は、満点です。
多くの社員が、就業時間ぎりぎりに出社します。
ぎりぎりに出社するのが、最も無駄がないと思うからです。
遅刻にならず、仕事をする時間も短くなります。
仕事の時間が短縮できれば、疲れも小さくなるだろうと思います。
しかし、ここが、わななのです。
実は、最も無駄の多い出社の仕方です。
最も道が混む時間に、焦りながら出社すると、疲れます。
出社してからまず休憩が必要になり、スムーズに仕事が始められません。
大きなロスを生みます。
たしかに遅刻はしていませんが、理想的な仕事の始め方ではありません。
ぎりぎりに出社するのが、いちばん効率の悪い仕事の始め方なのです。
理想的な仕事の始め方は、シンプルです。
30分早く出社するだけです。
出社のタイミングを、30分早くすれば、数多くのメリットがあります。
30分早く家を出ると、電車や道路がいつもよりすいているため、スムーズです。
早めに出社すれば、仕事前の準備ができ、スタートダッシュができます。
出社の疲れも小さいため、仕事の集中力も、長続きします。
30分早く出社すれば、30分早く、仕事が片付くのではありません。
30分以上早く、仕事が片付きます。
たった30分早く出社するだけで、スムーズに仕事を始められます。
仕事は、すでに出社で差がついているのです。
やりたい仕事は、すぐさせてもらえません。
すぐさせてもらえないのが、普通です。
やりたい仕事ほど、人気です。
面白くて楽しいですが、責任もあります。
上司や先輩は、まだあなたの仕事ぶりを知らないため、仕事を頼むことにためらいがあります。
そこでまず、やりたくもない仕事をやらせようとします。
意地悪ではないかと思いますが、そうではありません。
テストです。
やりたくもない仕事を依頼したとき、あなたがどう出るか、見ているのです。
やりたくもない仕事は、喜んで引き受けましょう。
「喜んで」という表情で快く引き受ければ、上司や先輩は「おや」と思います。
やりたくもない仕事でも、きちんと丁寧に仕上げることです。
できるだけ早く、できるだけ完璧を目指します。
ささいな雑用でも、丁寧に仕上げます。
雑用ほど、芸術的に仕上げましょう。
上司や先輩は、見ていないようで、見ています。
やりたくもない仕事を何度もやらされますが、手を抜かず、常にきちんと仕上げることが大切です。
一つひとつの仕事をきちんと仕上げるたびに、信頼が上積みされます。
ある一定水準に達したとき「これなら大きな仕事を任せても大丈夫だろう」という信頼を勝ち取れます。
ようやく、やりたい仕事をやらせてもらえるようになるのです。
仕事の中には、やりにくい仕事があります。
そもそも仕事とは、最初は何でも「やりにくい」と感じるものです。
手順が難しい仕事を進めるとき、最初はあたふたするものです。
あたふたするのは、頭で考えているからです。
頭の中で「こういうときにはこうして、ああいうときはこうして」とつぶやきながら、仕事をしています。
頭で考えていると、ぎこちない動きになり、スムーズにできません。
苦手意識があると、つい避けてしまいがちです。
避けているかぎり、いつまで経ってもスムーズに仕事ができるようにはなりません。
もっとシンプルに考えましょう。
やりにくい仕事は、100回、繰り返せばいいだけです。
「難しい」「やりにくい」という苦手意識は、ひとまず置きます。
練習と失敗をたくさんするつもりで、淡々と繰り返しましょう。
人は、慣れる生き物です。
どんなにやりにくい仕事でも、100回繰り返せば、慣れます。
100回もやれば、仕事の進め方が、頭ではなく体に染み込みます。
体が勝手に動くようになるうえ、早く正確にこなせるようになります。
練習のつもりで繰り返せば、うまくいかなくても落ち込みません。
練習、練習、また練習です。
仕事の質とは、量です。
たくさん量をこなすと、必然的に、質も上がっていくのです。
会社は、手段です。
自分が成長する手段です。
スポーツ選手は、体を鍛えるときには、ジムに行きます。
では、社会人が人間性を鍛えるときは、どこへ行くのでしょうか。
社会人が人間性を鍛えるときは、会社に行くのです。
会社とは、人間性を鍛えるジムです。
会社で与えられるプロジェクトは、トレーニング・メニューです。
仕事の一つひとつは、ダンベルです。
職場では、必ず苦しいことが与えられます。
面倒くさい仕事や、人間関係に苦労します。
「苦しいなあ」と思いますが、どう思うかです。
苦しいのは、当然です。
苦しいから、意味があります。
大切なことは、いかに苦しい仕事を楽しめるかです。
「会社の利益のために利用されている」と思っても仕方ありません。
そう考えるほど、気分が悪くなるだけです。
自分は会社を利用しているのだと考えるのです。
会社は、利用されるものではなく、利用するものです。
人間性を鍛える手段として、会社を存分に利用しましょう。
人間性を鍛えるためにしていると思えば、苦しい仕事も楽しめます。
今日もあなたは、会社という名のジムへ、人間性を鍛えに向かっているのです。
仕事は、コミュニケーションの連続です。
仕事とは人間関係から成り立ち、人間関係とはコミュニケーションから成り立ちます。
仕事を突き詰めると、底辺には、コミュニケーションがあります。
コミュニケーションの質を上げると、ゆくゆくは仕事の質の向上にもつながります。
このとき、コミュニケーションの質を上げる、いいアイデアがあります。
会話に名前を含めることです。
「あの件はどうなりましたか」と尋ねるのでは、淡泊です。
「水口さん、あの件はどうなりましたか」と、名前を含めて尋ねましょう。
名前を含めただけですが「あなたに向かって話しかけています」という印象が、ぐっとアップします。
語りかける印象が強くなるため、相手も強く反応します。
同時に、言葉の重みも増すため、コミュニケーションがスムーズになるのです。
「おはようございます」ではなく「水口さん。おはようございます」です。
「これについてどう思われますか」ではなく「水口さんはこれについて、どう思われますか」です。
相手の名前を含めるのは、恥ずかしいことではありません。
相手にとって、嬉しいことです。
どんどん会話に名前を含め、コミュニケーションをアップさせましょう。
会話に相手の名前を含めるだけで、仕事の質もよくなるのです。
「どちらでもいい」という口癖に、心当たりはありませんか。
仕事上で選択を求められたとき、どちらでもいいと思うことがあります。
「どちらでもいいです」という言葉は、楽です。
相手に決定を任せることで、自分は選ぶ手間を省けます。
しかし、言われた相手は、心証が良くありません。
「決断するのが面倒」という声が聞こえてくるようです。
決断から逃げる姿勢に感じます。
自分に渡されたバトンを、ぽいと捨て、投げやりになっているような印象があります。
そんなつもりはなくても、そういう印象を与えやすいため、注意が必要です。
たしかにどちらでもいいのかもしれませんが、悪い印象を与えやすい言葉です。
「どちらでもいい」という一言は、禁句です。
できるかぎり、自分の希望を言うことが大切です。
希望がなければ、希望をつくることです。
希望を口にすることも、仕事の1つです。
「これがいいです」と言えるのは「自分には意思があり、決断できる人間だ」というアピールになります。
考え方や行動が堅実で、社会人としてしっかりしている印象があります。
希望がきちんと言える人は、人としての魅力を感じるのです。
仕事で「どちらでもいい」は、禁句です。
言われた相手は、心証を悪くします。
決断を放棄し、投げやりになっている印象を与えるからです。
ただし現実には「どちらでもいい」と思う場面があるのも、たしかです。
自分の希望を率直に言うことで、雰囲気が悪くなる場面もあるでしょう。
本当にどちらでもいいと思うときには、絶妙の表現があります。
「お任せします」です。
嬉しい一言です。
「どちらでもいい」という言葉と意味は同じですが、一転して嬉しい響きに変わります。
「あなたを全面的に信頼しています。あなたの意思を尊重させてください」という暗黙のメッセージが伝わってきます。
自分はどちらでもいいことを表現しつつも、相手の意思を尊重する言い方です。
「どちらでもいい」より「お任せします」です。
うまい表現を身につけることで「おや。この人は違うな」と思われます。
仕事では、締め切りがつきものです。
仕事を依頼されたときには、締め切りもセットになります。
締め切りに、間に合うように進めます。
時間に余裕があると「まあ、ゆっくりやればいいだろう」と、侮ってしまいがちです。
締め切りに間に合えば、一応評価されますが、理想的ではありません。
締め切りは、守るためにあるのではありません。
守るのは、当然です。
本当は、驚かすためにあるのです。
締め切りより、ずいぶん早くに仕事を仕上げましょう。
期日に余裕があるなら、なおさらチャンスです。
依頼された当日から、全力で取り組みます。
「えっ。もう終わったのですか。早いですね」と、相手の驚く顔を見るのが面白いのです。
相手の驚いた表情を見ると、仕事の達成感が倍増します。
これは快感です。
やみつきになります。
仕事ができることだけでなく、スピードがあることも見せましょう。
リラックスは、仕事を早く終えてからにすればいいのです。
仕事を延期していると、気がかりができるため、リラックスできません。
先に仕事を片付けておけば、気がかりがなくなるため、心からリラックスできます。
締め切りより早く仕上げることで、期待を越えた仕事ができるのです。
職場では、雰囲気に悩まされることがあります。
雰囲気とはいえ、重要です。
よくあるのが、人間関係の悪い職場です。
職場に派閥の対立があり、ぴりぴりしていると、険悪な雰囲気が漂います。
緊張感が強くなると、疲れやすくなり、仕事にも影響します。
うるさい職場も、問題です。
職場がうるさいと、仕事に集中できません。
いらいらしやすくなり、仕事や人間関係にも影響します。
逆に、しんと静まり返っている職場も悩ませます。
あまりにも静かすぎると、話を切り出しにくいです。
顧客に電話する自分の声が、職場に響き渡るのは、恥ずかしいです。
そうした雰囲気を、どうするかです。
「雰囲気が悪い」と、愚痴を言うだけなら簡単です。
愚痴は誰でも言えます。
職場の雰囲気が悪いなら、自分が変えればいいのです。
あなたがムードメーカーになるチャンスです。
誰もができていないなら、自分が前に出るのです。
自分が明るく振る舞ったり、積極的に行動したりなど、職場の雰囲気を変えましょう。
それもまた、仕事の1つです。
機嫌が悪い人がいれば、機嫌取りになりましょう。
人間関係の勉強の1つと思えば、楽しくできます。
ムードメーカーになれば、職場の欠かせない存在になるのです。
職場の雰囲気が悪ければ、自分から変えようと努力することです。
自分が明るく振る舞ったり、積極的に行動したりすれば、職場の雰囲気は変わります。
1人の行動は、水面に落ちたしずくのように、波及効果をもたらします。
ムードメーカーになれば、職場では欠かせない存在になれます。
「あなたがいてくれないと困る」と言われれば、もはや昇級は目の前です。
ただし、職場の状況によっては、難しい雰囲気もあります。
あまりにも雰囲気が堅苦しいと、ストレスがたまります。
氷のように冷たい雰囲気の職場では、どうにもなりません。
そこでおすすめなのが、花です。
雰囲気の改善は、花がうってつけです。
花屋で花を買い、職場で飾りましょう。
1輪の花でも大丈夫です。
花は、職場を華やかにします。
人は、目に美しいものが飛び込むと、優しい気持ちになります。
職場のぴりぴりした雰囲気が柔らかくなり、話しかけやすくなります。
美しい花は、目の保養にもなり、仕事の疲れを取る効果もあります。
美しい花は、職場環境を改善する切り札なのです。
人間には「認められたい」という欲求があります。
心理学では「承認欲求」と言います。
認められることは、誰にとっても気持ちのいいことです。
「チャンスさえあれば、偉くなりたい。有名になりたい」と、誰もが考えがちです。
自分を大物に見せることができれば、多くの人から注目を集めます。
注目が集まると、愛されているようで気持ちいいものです。
生きている実感が得られ、幸せを感じます。
しかし、です。
偉くなることも、有名になることも、仕事の目的にしてはいけません。
自分の宣伝活動ばかりに力が入り、本業がおろそかになるからです。
周りから期待値が高い一方、仕事をさせれば、大したことができません。
がっかりされるのです。
しかも、有名になれば、本人は偉いと勘違いします。
偉いと思い始めれば、下降線です。
技術の向上や自己研さんに手を抜き、横柄な態度だけが目立つのです。
実力もない人が、偉くなったり有名になったりすると、人生の道を踏み外し、かえって不幸になるのです。
偉くなることも、有名になることも、一切忘れることです。
意識すべきは、本業です。
ひたすら、自分の仕事に専念しましょう。
質の高い仕事を通して、多くの人を喜ばせたり社会の役に立ったりします。
結果として、多くの人から注目が集まり、偉くなったり有名になったりするのです。
モノづくりは「もっと複雑にしよう」と思うと、失敗するでしょう。
難しいほうがレベルが高く、高度であるような気がします。
「複雑なことをしています」と言うほうが、周りの人から尊敬される気もします。
複雑なことに立ち向かっている自分に、酔っているのかもしれません。
しかし、複雑に考えている自分がいれば、要注意です。
複雑そのものが、すでに不便です。
どんなに高機能でも、使いにくければ、使われません。
複雑は、喜ばれない世の中です。
本当に世の中が求めている物は、単純で、使いやすい物です。
使いやすいからこそ、手に取りやすく、気軽に活用できます。
使いやすいから人に勧めやすく、勧めやすいから広まりやすくなります。
素晴らしい物とは、複雑ではなく、シンプルな物です。
モノづくりに行き詰まったとき「もっとシンプルにできないか」と考えてみましょう。
当たり前にする。
わかりやすくする。
見やすくする。
はっきりさせる。
押しやすくする。
やり直しやすくする。
説明書さえ必要としない物が、理想的です。
「もっとシンプルにできないか」と考えると、モノづくりの突破口が見えてきます。
テンポとリズムは似ていますが、似て非なるものです。
テンポとは、速さです。
「タン、タン、タン」という速さが、テンポです。
リズムとは、規則性です。
「ズン、タンタン、ズン、タンタン」という規則性が、テンポです。
会社では、テンポやリズムの違う人と、一緒に仕事をしなければいけないときがあります。
むしろ、そういう状況ばかりです。
テンポやリズムが違っていれば、お互いが息を合わせにくく、苦労します。
テンポやリズムが違う人と仕事をするのは、大変です。
仕事の質も低くなるだけでなく、人間関係も悪化しやすくなります。
しかし、実は面白いのです。
いかに工夫して、うまく組み合わせるかです。
テンポやリズムが違う人と、どう合わせていこうかと、試行錯誤です。
難しいことですが、難しいからこそ、挑戦しがいがあります。
テンポが違っていれば、テンポの速い人の2歩を、遅い人の1歩に合わせればいいのです。
お互いが、自然体で仕事を進められます。
微妙な調整は、実力を発揮する瞬間です。
リズムが違っていれば、リズムの違いから、仕事術を学ぶことです。
リズムに合わせた仕事を割り振ることで、お互いの長所を生かすこともできます。
テンポやリズムは、違ってもいいのです。
大切なことは、違いを認めつつ、歩み寄ることです。
組み合わせる努力をすることで、仲もよくなります。
自分とは違う人と仕事をするから、新しい発見があったり、新しいものを生み出せたりします。
テンポやリズムが違う人と仕事ができるのは、恵まれたことです。
面倒な仕事をよく依頼されることはありませんか。
廊下ですれ違ったとき「いいところで会った。頼み事があるんだけど」と話しかけられます。
廊下ですれ違うたびに、何かと頼まれます。
「なぜよりによって自分なのか。ほかにも人はいるだろう」とため息が出ます。
けちをつけたくなりますが、ここが大切です。
面倒な仕事をよく頼まれるなら、頼みやすい人柄があります。
面倒なのは、誰もが嫌がります。
あなたなら「嫌がりつつも、きっと引き受けてくれるだろう」と思われています。
「きっとできるはずだ」という能力の評価をされています。
喜ぶべきことなのです。
ぜひ、面倒な仕事を引き受けましょう。
雑用でもいいのです。
仕事を頼まれるだけ、ましです。
仕事を頼まれなくなったときが、終わりです。
会社に必要ない人材として、リストラの対象になります。
仕事が依頼されるのは、ありがたいことです。
実はチャンスでもあります。
面倒な仕事を引き受ける人を、会社はリストラにすることはありません。
誰もが嫌がる仕事を引き受ければ、欠かせない存在になります。
面倒な仕事を引き受ける人は、必ず存在感が大きくなります。
面倒な仕事を頼まれれば、期待を裏切らないように、やり遂げてしまいましょう。
「できません」は、禁句です。
「できません」と言っているうちは、いつまでも仕事を任せてもらえません。
能力がない印象ばかりが、付きまといます。
印象は大切です。
一度「能力のない社員」という印象ができると、なかなか拭い去ることができません。
そこで大切なのが「できるか」と尋ねられたときの対応です。
「できない」と思っても「できます」と答えましょう。
「できるようになります」という意味で「できます」と言います。
嘘でいいです。
虚勢を張るのです。
虚勢を張るのも、仕事の1つです。
できないことでもできるようになれば、嘘ではありません。
その代わり、引き受けてから、必死になりましょう。
上司や先輩に相談したり、インターネットで調べたりなど、必死にもがきます。
世の中、すでに実現している人がいるなら、自分にもできるはずです。
すでにできている人から方法を教えてもらえれば、自分も努力すれば、できるはずです。
逃げ腰になっていても、仕事は上達しません。
必死になるとき、人は活性化されます。
できないことを引き受けながら、成長していくのです。
資格が完全に悪いわけではありません。
資格を通して、知識や技術を身につける機会になります。
資格を通して身につけた知識や技術は、仕事でも役立つことでしょう。
しかし、資格さえ取れば安心かというと、そうではありません。
資格は、気休めになる程度です。
資格は、経験がなくても取れてしまう点が、致命的です。
資格の種類にもよりますが、多くは机上の勉強だけで取れてしまうものが大半です。
仕事で本当に役立つのは、資格より、実績です。
実績の強みが顕著に表れるのは、仕事を依頼するときです。
顧客に業務を依頼するとき「できますか」と聞くと「できます」と答えます。
依頼する側は、ここで一瞬、不安になります。
社会では、できないことでも「できる」と答えるのが、暗黙のルールになっています。
断り続けていると、仕事が回ってこなくなるからです。
「できます」という返事が返ってきても「虚勢を張っているだけではないか」と、不安になるのです。
そこで大切になるのが、仕事の実績です。
実績は、嘘をつきません。
過去において、実際に達成した仕事を見れば、相手の本当の実力がわかります。
だからこそ、資格を取るより、実績をつくるほうが現実的です。
実績は、強い説得力になります。
資格は、参考程度にしかなりません。
資格は経験がなくても取れますが、実績は経験がないと発揮できません。
もし、将来転職することになっても、実績は強い武器になります。
資格より、実績を見せるほうが、はるかに説得力があります。
実績こそ、本当の武器になるのです。
どの会社にも、仕事がよくできる人がいるものです。
上司や先輩とは限りません。
後輩でも、賢くて鋭い人がいます。
仕事ができる人から、仕事のノウハウを教えてもらいたいと思います。
そこで、一言お願いしてみます。
「どうすれば、仕事がうまくいくのか教えてください」と。
ところが、あまりいい返事が返ってこないでしょう。
「そう簡単には教えられないね」というニュアンスで、やんわり断られるはずです。
仕事も競争です。
尋ねたからとはいえ、素直に教えてくれるとは限りません。
さて、ここでどうするかです。
「そうですか。では、諦めます」と、潔く引き下がるのではありません。
こういうのは「素直」とは言わず「諦めやすい」と言います。
断られたくらいで諦めるなら、その程度。
断られたときは、さらに熱意を見せて、もう一度お願いするのです。
「どうしても知りたいです。お願いします」と、心を込めて丁寧にお願いしましょう。
断られて、余計に燃えるくらいでいいのです。
本当に仕事ができるようになりたければ、強い熱意を見せることです。
熱意は、強い説得力になります。
声を大きくして、目を輝かせながら、もう一度お願いしてみましょう。
ノーと言われても諦めない。
最初にノーと言われるのは、社交辞令です。
ノーと1回言われたくらいでは、説得のうちに入りません。
説得とは、熱意を持って、何度も繰り返しお願いすることです。
熱意を見せながらお願いすれば、いつか必ず応じてくれます。
仕事の質が上げるためには、そのくらいの心がけが必要なのです。
あなたは努力の末、うまくできる方法を見つけました。
やりましたね。
ひとまず、これで問題なく進めることができるようになりました。
人前に立っても、恥ずかしくありません。
一応、最低限の結果を残せます。
しかし、満足するのはまだ早いです。
「終わった」と満足するのは、成長が止まるのと同じです。
うまくできる方法を見つければ、まだその先があります。
もっとうまくできる方法を見つけるのです。
もっとうまくできる方法を見つければ、もっと楽でスムーズに進められるはずです。
改善できるところは、必ずあります。
もっとうまくできる方法には、終わりがありません。
隅から隅までよく見て、改善できるところを見つけましょう。
改善、改善、また改善です。
改善を繰り返して生まれるのが、革新なのです。
仕事をしていると、ノウハウを得られることがあります。
ややこしい仕事を、あっさり片付けられる、素晴らしいノウハウです。
よくあることです。
見つけようと思って見つけたわけではなく、たまたま見つけてしまうのです。
宝物を見つけたような感覚です。
そのとたん、仕事は劇的に変わります。
仕事をスムーズに進める様子は、見るからに明らかです。
必ず同僚から「どうやっているのか」と聞かれます。
このとき、どうするかです。
「そう簡単に教えたくない」という気持ちが出てきます。
苦労して得たノウハウほど、教えたくない気持ちも強くなります。
しかし、じらしていると、仕事は悪化します。
教えたくない雰囲気は、必ず周りに伝わります。
「自分だけがいい思いをしてやろう」という気持ちは、言わなくても、態度に出ます。
「自分だけ得をするなんて憎たらしい」と、職場のみんなから嫌われるのです。
自分が苦労して得たノウハウは、いかに快く共有できるかです。
ノウハウは、隠すものではなく、共有するものです。
苦労して得たノウハウほど、あっさり教えましょう。
ノウハウは、共有すればするほど、増える性質があります。
苦労して得たノウハウを快く共有してくれる人は、感謝されます。
教えてもらえれば、お返しに自分が知っているノウハウを教えたくなります。
どんどんノウハウが発掘されて、仕事はいっそうスムーズになるのです。
仕事は、本気になると、遊びになります。
好きな仕事をすればするほど、楽しみも喜びも大きくなります。
楽しくなり、遊びと同じ感覚になります。
努力に応じて、結果が残ります。
お金を稼げるようになります。
顧客から「ありがとうございます」と喜ばれるようになります。
レベルアップしていく様子は、もはやゲームです。
仕事が面白くて、たまらなくなり、遊びになるのです。
ただし、遊びも同じです。
遊びも、本気になると、仕事になります。
単なる遊びでも、本気になって深めようとすると、質が高くなります。
質の高い遊びは、もはや仕事です。
人を喜ばせたり助けたりなど、役立てることができます。
お金を稼げるようになり、生計を立てることができるようになります。
遊びも、本気になって突き詰めると、仕事になります。
仕事も遊びも、本気になると、境界線がなくなります。
遊びという仕事であり、仕事という遊びです。
もし、仕事と遊びを分けているなら、まだ本気になっていない証拠です。
分けて考えられないほど、もっと本腰を入れましょう。
本当に、本気になっていれば「人生を楽しんでいる」という、ぼんやりした言い方になります。
仕事と遊びが一体になった、究極の形なのです。
「上司が好きだ」という社員は、めったにいません。
上司が好きと言えば、変な人かと思われます。
多くの人が、上司を苦手とするものです。
普通、上司とは、怖くて厳しい存在です。
特に「いい仕事をする上司ほど怖い」という法則があります。
怖いとは、言い換えれば、本気になっている状態です。
学校では、怖い先生ほど生徒のためを思っているように、会社でも、怖い上司ほど部下のためを思っています。
ただし怖いゆえに、部下からよく嫌われます。
部下としても「怖いな。厳しいな」と思うばかりで、上司との距離を感じます。
そういうときは、考え方を変えましょう。
上司とはいえ、会社の社員です。
偉そうにしているのではありません。
偉そうにしなければならない状況があるのです。
上司にも、さらに上がいます。
上からの圧力があり「ノー」と言えない状況があるのでしょう。
上司には多くの部下がいるため、一人ひとりの世話をする必要があります。
上司としての威厳を示さなければいけません。
気を張るのも、疲れます。
さらに家庭もあります。
妻がいて、子どもがいて、大きな責任を背負っています。
家のローンも、たくさんあるのでしょう。
おかげで、髪も薄くなりました。
そう考えると、見方が変わるはずです。
上司にも苦労があるとわかれば、優しい気持ちになれます。
「なんだ。ポジションが少し違うだけで、上司も苦労を背負っているのだな」とわかるのです。
厳しくしているのも、上司の仕事です。
嫌われているのも、上司の仕事です。
少し客観的な目で見ると、上司に優しくなれます。
上司の苦労が理解できれば、苦手意識も小さくなるのです。
机の上が散らかることは、一概に悪いわけではありません。
仕事を始めれば、机の上は、それなりに散らかるものです。
散らかるのは、よく仕事ができている証拠です。
散らかるのは、いいのです。
悪いのは、散らかったままになることです。
散らかったままになると、物を探すときに時間がかかります。
散らかった机のせいで、ささいなミスも増えます。
机の上が散らかるほど、発想力の妨げになります。
仕事に集中しづらくなります。
仕事をスムーズに進めるためには、机の上の掃除が大切です。
冷蔵庫からケチャップを取り出して、用事が終われば、元の位置にしまうのと同じです。
仕事でも一区切りつけば、机の上を片付け、元の状態に戻すことです。
机の上を片付けることも、仕事の1つです。
机の上を片付けをサボるのは、仕事をサボるのと同じです。
定期的に机を掃除して、きれいに片付けましょう。
いつかやろうと思っていると、いつまでもできません。
この文章を目にしたのも、いい機会です。
机の上の片付けを、今から始めましょう。
失敗しないように仕事を進めているうちには、大物にはなれません。
大物になるためには、大きな失敗が必要です。
大物になってから失敗はいけませんが、大物になる前には、たくさんの失敗が必要です。
失敗した数だけ、大切なことが得られます。
とりわけ必要なのは、大きな失敗です。
小さな失敗だけでは、身につかない経験もあります。
では、どうするのかというと、大きな失敗です。
大物ほど、過去に大きな失敗をした経験があります。
仕事がほぼ完成したとき、自分のミスで、すべてを台無しにしてしまう経験です。
顧客から思いきり怒鳴られる経験です。
大きな借金を背負う経験です。
大きな失敗から、挫折感を味わいます。
その反面、大きなことも得られました。
大きなことが得られたから、大物になれるのです。
大きな失敗は、大きな成功への近道です。
失敗の大きさは、得られることの大きさと一致します。
まだ大きな失敗をした経験がなければ、もう少しアクセルを踏みましょう。
大きな失敗は、大物になるための登竜門です。
大きな失敗だから、悪い思い出になるとは限りません。
大きな失敗は、3年後には、いい思い出になります。
「あのときの大失敗があるから、今の自分がいる」と笑い話になるのです。
仕事の合間に、休憩を入れます。
飲み物を買おうと思い、自動販売機に向かうときのことです。
どの自動販売機に向かいますか。
やはり普通は、いちばん近い自動販売機に行くことでしょう。
それでもいいのですが、時間に余裕があれば、あえて少し離れた自動販売機に行ってみましょう。
少し離れていれば、歩く距離も長くなりますが、これがいいのです。
歩くことで、風景を楽しんだり体を動かしたりする機会になります。
いい気分転換になります。
風景を見ているうちに、いいアイデアが思い浮かびやすくなります。
アイデアは、仕事中より、休憩中のほうがよく浮かびます。
体を動かしているうちに、肩のこりも取れます。
じっとしているより、軽い運動のほうが、疲れは取れるものです。
いい気分転換ができるため、休憩の質が高くなるのです。
会社では、大物を中心とする派閥がよく見られます。
政治ではよく見られますが、会社でもあります。
会社のキーパーソンに、AさんとBさんの2人がいれば、A派閥とB派閥になります。
キーパーソンには、実力があり、コネもあります。
キーパーソンの力にあやかりたいと思い、自然と人が集まります。
ある一定数、人が集まると、派閥の完成です。
派閥の中は、たしかに居心地がいいです。
大きな力で守られ、仲間がいて、情報が共有しやすくなります。
短い目で見るといいところだらけですが、ここが要注意です。
長期で見ると、悪いところのほうが多くなります。
派閥に所属していると、派閥内の情報共有はできますが、ほかの派閥との情報共有ができなくなります。
情報が十分に行き来しないだけでなく、行き交う情報に偏りが出るのは、大きな痛手です。
派閥に所属すれば、自分も社内の対立に巻き込まれることになります。
社内でライバルができ、人間関係が悪くなります。
内輪の争いだけで体力と時間を使うのは、本当にくだらないことです。
一度派閥に所属すると、簡単に抜け出せなくなります。
抜け出すのは、裏切り者とされます。
今まで受けた恩恵より、ひどい仕打ちを受けてしまうことが多いです。
派閥に所属していると、最初はメリットがあるものの、後になるほど、デメリットのほうが大きくなります。
こういうことになるくらいなら、最初から派閥に所属しないほうが楽です。
中立的な立場が、いちばんです。
中立的な立場でも、仕事は十分スムーズに進められます。
メールの長所は、会わなくていいことです。
謝罪をするとき「メールで済ませてしまおう」と思うことがあります。
メールなら、相手に会わなくても言葉を伝えることができます。
もちろん小さな間違いを謝るくらいなら、いいのです。
小さな間違いは誰にでもあります。
相手もひどく怒るほどではありません。
軽い迷惑は、軽いメールで事足ります。
しかし、大きな迷惑をかけたときにメールで謝るのは、良くありません。
メールでは、謝罪の気持ちが本当に伝わりません。
メールも、コミュニケーションの1つですが、本当のコミュニケーションとは違います。
メールは、コミュニケーションの代替手段です。
本当のコミュニケーションとは、直接会うことです。
直接会って話をするから、心から思う気持ちを言葉・表情・態度を通して、伝えることができます。
メールは、言葉の意味は伝えることができても、本当に心から謝る気持ちまでは伝えられません。
いくらきれいに謝罪の言葉を並べても、メールでは、本当に謝る気持ちが伝えられないのです。
場合によっては「謝罪を軽んじている」と誤解され、余計に怒らせてしまうこともあります。
謝罪の正攻法は、直接に会いに行くことです。
直接会って謝るのが、いちばん気持ちがよく伝わります。
もし時間や場所の都合がつかず、会うことができなければ、電話です。
相手の都合のいい時間を見計らって電話するのが、マナーです。
会うことも電話もできないときの最終手段として使うのが、メールです。
特別な事情がないかぎり、メールで謝るのは避けることです。
「給料が少なすぎだ」
給与明細を見ながら、ため息をついていませんか。
生活が苦しいのはわかりますが、もう少し客観的に「給料」と「自分の働き」を比べてみましょう。
人は自分のことを、過大評価する傾向があります。
誰でも、自分がいちばん好きです。
自分の働きと給料を比べたとき、自分を過大評価しやすいため、給料が少なく感じやすくなります。
「給料が少なすぎだ」と思い始めると、仕事に手を抜き始めます。
会社や仕事に対して恨みが出てくるようになるため、やる気や積極性がなくなります。
視線が下を向くと、終わりです。
成長が止まって、後は衰える一方です。
自分の事情には触れないで、会社に給料のアップしか求めません。
そうなると、後は会社のお荷物になり、将来リストラの対象になるのです。
本当に優良な人材は「自分は給料をもらいすぎだ」と思う人です。
「自分のような、能力の低い人間に、給料がたくさん支払われている」と思っています。
会社に対して、申し訳ない気持ちがあります。
そういう人は、ぐいぐい伸びます。
申し訳ないと思っているため「もっと会社の役に立つ人材になりたい」と奮起するからです。
視線が上を向き、やる気と積極性が炎炎と燃え始めます。
やる気と積極性があれば、必ず仕事で評価されます。
「自分は給料をもらいすぎだ」と思う人が、将来、大物になるのです。
親に「仕事の調子はどうだ」と聞かれたとき、どう答えていますか。
「仕事が大変」と答えていませんか。
よくありがちな返事です。
もちろん本当に大変で死にそうなら、そう答えるべきです。
社員に無理な仕事をさせるのは、会社の体質に何らかの問題がある場合があります。
親ではなく、上司や先輩と今後のことについて、話し合うのがいいでしょう。
しかし、軽い気持ちで大変だと言うなら、見直したほうがいい言葉です。
大変だと言えば、いかにも仕事を頑張っている印象があります。
かっこつけたい気持ちから、大げさに言うこともあるでしょう。
「『大変』と言っておけば、お小遣いがもらえるかもしれない」という、やましい考えもあるかもしれません。
しかし、親は、真面目に受け止めます。
「仕事が大変」という言葉は、親を不安にさせる言葉です。
「どう大変なのか。これからも続けられそうなのか。首にならないだろうか」と思います。
仕事がうまくいっていないような響きに聞こえるのです。
大切なわが子が「仕事が大変」と嘆けば、心配するのは当然の流れです。
親に不要な心配をかけるのは、社会人らしくありません。
親を安心させるには「仕事は楽しい」と答えましょう。
親が安心する一言です。
親の前では、うまくいっている姿を見せるのが、親孝行です。
もっと仕事を頑張ってほしいと応援したくなり、お小遣いがもらえるのです。
社員は、社長を避けがちです。
「社長」という響きを聞くだけで、動揺します。
社長に話しかける言葉といえば、挨拶くらいしかないと思います。
「単なる社員が、忙しい社長に、気安く話しかけるのはよくない」と思うからです。
そういうことを、どの社員も思っています。
どの社員も挨拶だけになるため、社長は孤独を感じています。
社長は、社内に1つしかないポジションです。
1つしかないため、1人きりです。
偉いのですが、孤独でもあります。
社員から話しかけられることといえば、挨拶くらいです。
気軽な会話がないため、常に社長は寂しがっているのです。
これに悩む社長は多いです。
挨拶以外の話題で、社長に話しかけてみましょう。
「迷惑になるのではないか」と思いますが、応じてくれるものです。
挨拶以外の会話が飛び込んでくると、嬉しさを感じます。
「昨日は、ペットの犬と一緒に散歩をしました」という何でもない会話が、社長には受けがいいです。
社長は「ほお。どこまで散歩してきたのかね」と尋ね、自然と話が続きます。
調子に乗って社長も「実は自分も家で犬を飼っていてね」という話に流れ、さらに盛り上がります。
寂しい思いをしている社長には、ペットを飼っている人が多いです。
敬語を使いながら話しかければ、必ず喜ばれます。
社長と仲良くなるチャンスなのです。
仕事ができるようになり、あなたは100点が取れるようになりました。
おめでとうございます。
100点は、満点です。
締め切りに間に合って、ミスもなく、うまく仕上げることができました。
100点の出来栄えには、誰も文句は言えません。
胸を張り、堂々とできます。
しかし、100点満点で満足して終わりかというと、そうではありません。
100点が取れれば、101点を目指しましょう。
そういう基準がなければ、そういう基準を、自分でつくればいいのです。
100点満点は、新たなスタートラインです。
仕事の質は、どんどん高めていくものです。
質に限界はありません。
仕事は、100点を取ってから、本当に楽しくなります。
100点以上は、自己満足の世界です。
こだわりを見せる場です。
客観的評価に関係なく、自分が自分のためにする仕事へと変わります。
客観的評価は十分に得られていても、自分なりの満足を、さらに突き詰めます。
早く仕上げたり、美しく仕上げたり、付加価値をつけたりなどです。
突き詰めることに、終わりはありません。
自分なりに工夫を凝らすのが、面白いです。
101点が取れれば、102点を目指します。
102点が取れれば、103点を目指します。
もっと高い点数を取れるように、試行錯誤と自己研さんを繰り返していきましょう。
「自己満足」という領域に入ったとき、仕事は本当に楽しくなるのです。