執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。

段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

道具には、2種類あります。

  • 頻繁に使うもの
  • たまにしか使わないもの

仕事の段取りがいい人のデスクの上は、散らかっています。

頻繁に使うものをデスクの上に置いているため、散らかっているように見えます。

頻繁に使うものは、いちいち片付けると余計に手間が増えるので、出したままでもOKです。

引き出しから出し入れする無駄を省くことができるため、仕事の効率が上がります。

では「頻繁に使わないもの」はどうするのでしょうか。

難しく考える必要はありません。

「元の場所に戻す」という当たり前を徹底すればいい。

後からどこに置いたのかと探す手間がなくなります。

いつもある場所を見れば、すぐ手に取ることができるからです。

もし、きちんと元の場所に戻す習慣がなければ、片付けのできない人になります。

デスクの上が極端に散らかり始めます。

使ったものがどんどんデスクの上にたまっていき、デスクの上がごみ箱のようにめちゃくちゃになります。

生産性が一気に落ちてしまい、散らかっているだけです。

仕事の段取りがいい人と悪い人の差は、ここでできます。

仕事の段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別しています。

頻繁に使うものはデスクの上に置いたまま、そうでないものは「使い終わったら元の場所に戻す」を徹底しましょう。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(17)
  • 頻繁に使うものでなかったら、使い終わったら元の場所に戻すことを徹底する。
ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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