執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。

理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

仕事では、説得力が重要です。

職場で話をするときも、自分の意見を相手に通すためには、説得力が重要です。

会議やプレゼンなどで、企画や意見が通りやすくなるためにも、説得力が重要なキーポイントです。

誰もがうなずくような話し方は、社会人の誰もが身につけたいという技能の1つですね。

さっそくですが、誰にでも簡単に実行できる説得力をつける方法があります。

話の中に「決めの言葉」を織り交ぜてください。

「理由は3つあります」という決めの言葉です。

この言葉を口にした後、実際に考えられる理由を3つ挙げて説明をしましょう。

もちろん理由は話をする前に、前もって整理をして考えておく必要があります。

あなたの通したい意見があるなら、理由を3つ挙げるのは難しくないはずです。

理由が3つあることで、あなたの話の説得力が格段にアップします。

「なぜ3つなのか」というのも理由があります。

1つや2つでは「理由が少ない」という印象のため説得力が小さくなります。

一方、4つや5つもあると「話が長い」という印象が強くなり、真剣に聞いてもらいにくくなります。

「3」という数字が、人間にとって最も受け入れられやすい数字です。

適度な数の理由と適度な話の長さです。

もちろん3つの理由は、あくまで理想です。

場合によっては、それ以下やそれ以上でもかまいません。

とにかく、きちんとした理由を挙げることが説得力を上げるために重要なのです。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(4)
  • 「理由は3つあります」という決めの言葉を使う。
メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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