執筆者:水口貴博

仕事ができる人になる30の方法

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疲れたら、しっかり休む。

疲れたら、しっかり休む。 | 仕事ができる人になる30の方法

できる人は、無理をしません。

疲れたらしっかり休憩して、疲れを取ります。

話を聞けば当たり前であることですが、これをしっかり実行できている人はなかなかいないのです。

日本人は「無理をする」という言葉が大好きです。

「無理をしない」と口では言っても、無理をすることがかっこいいことだという意識があり、日常でも無理な行動に出ています。

倒れるくらいまで一生懸命になることが、かっこいいことだと思っているのは世界の中でも日本人くらいです。

私の母は、朝、仕事へ行って昼に帰れば、すぐ寝ています。

理由を尋ねてみると「疲れているとやる気が出ない。仕事もはかどらない」と言います。

1時間くらい寝たら、ぱっと起きて、また仕事を始めます。

母はこのサイクルが、毎日リズムよくできていました。

私は母と違って、10代のころは疲れても、無理をして勉強してしまうタイプでした。

寝ることや休むことに、罪悪感があったのです。

しかし、休憩を取らずに無理をしても、勉強がはかどりません。

全然頭が回らずもやもやし、しっかりした勉強ができないのです。

あるときから私も母と同じように、昼には昼寝をする習慣に変えてみました。

するとこれが思ったより効果があり、驚いたことを覚えています。

たった10分だけの睡眠でも、驚くほど疲れが取れるのです。

体の疲れが軽くなるのではなく、頭の疲れが軽くなるのです。

ある医学界での発表によると、昼の10分は夜の1時間に相当するといいます。

今、私は昼寝を習慣にしています。

おかげで午前中にたまった疲れを取ることができるようになりました。

イタリアでは「シエスタ」という昼寝の習慣があります。

仕事の昼休みには、なんと、みんなが昼寝をします。

休憩をしっかり取ることで、午後からも生き生き仕事ができるようになるからです。

しかし、実際、世界のビジネスは、アメリカの習慣が中心に動いています。

もし世界のビジネスがイタリア中心で動くようなことになれば、世界中が昼寝をすることでしょう。

アメリカ中心のビジネスで成り立っているからには、仕事で昼寝をするわけにもいきません。

世界の昼寝の習慣はさておき、大切なことは疲れたときにはきちんと休むことです。

昼寝が難しければ、1杯のコーヒーを飲んで、一服することでもかまいません。

もちろん目を閉じるだけでも効果があります。

疲れることが悪いことだと言っているのではありません。

疲れをため込み、そのまま放置していくことがいけないことなのです。

仕事ができる人になる方法(29)
  • 疲れたら、休む。
いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。

仕事ができる人になる30の方法

仕事ができる人になる30の方法
  1. 仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。
    仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。
  2. 仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。
    仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。
  3. 考えるより、やってしまう人間が成功する。
    考えるより、やってしまう人間が成功する。
  4. やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。
    やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。
  5. 気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。
    気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。
  6. 成功に大切なことは、たった3つ。<br>「本」「人」「経験」。
    成功に大切なことは、たった3つ。
    「本」「人」「経験」。
  7. 計画を立てると、要領がよくなる。
    計画を立てると、要領がよくなる。
  8. スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。
    スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。
  9. メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。
    メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。
  10. やりながら、次のことを考える。<br>せっかく出たスピードを落とさない。
    やりながら、次のことを考える。
    せっかく出たスピードを落とさない。
  11. 解決するから行動するのではない。<br>行動するから解決する。
    解決するから行動するのではない。
    行動するから解決する。
  12. お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。
    お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。
  13. クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。<br>プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。
    クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。
    プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。
  14. 頭と体の両方で行動する。<br>頭で間接的な行動、体で直接的な行動。
    頭と体の両方で行動する。
    頭で間接的な行動、体で直接的な行動。
  15. 仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。<br>仕事ができる人は、余裕を持って出社する。
    仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。
    仕事ができる人は、余裕を持って出社する。
  16. 人を助けることで、自分が助かる。
    人を助けることで、自分が助かる。
  17. 迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。<br>さっと決めれば、すぐ行動できる。
    迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。
    さっと決めれば、すぐ行動できる。
  18. プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。
    プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。
  19. 「学生の仕事は、勉強だ」
    「学生の仕事は、勉強だ」
  20. 家族を大切にすることは、自分を大切にすること。
    家族を大切にすることは、自分を大切にすること。
  21. 人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。
    人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。
  22. 毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。
    毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。
  23. 失敗は避けるためにあるのではない。<br>失敗は体当たりするためにある。
    失敗は避けるためにあるのではない。
    失敗は体当たりするためにある。
  24. 感謝とお礼は、できるだけ早くする。
    感謝とお礼は、できるだけ早くする。
  25. 仕事をしている感覚さえなくそう。<br>習慣にしてしまえばいい。
    仕事をしている感覚さえなくそう。
    習慣にしてしまえばいい。
  26. 異物こそ、成長に必要。<br>むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。
    異物こそ、成長に必要。
    むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。
  27. 仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。
    仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。
  28. 仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。
    仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。
  29. 疲れたら、しっかり休む。
    疲れたら、しっかり休む。
  30. いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。
    いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。

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