執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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人間は、想像する生き物。イメージトレーニングを最大限に活用せよ。

人間は、想像する生き物。イメージトレーニングを最大限に活用せよ。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

スポーツ選手が取り入れているトレーニング方法として有名なのが「イメージトレーニング」です。

実際には体を動かさず、頭の中で動き・発言・流れなどを想定して、スムーズにことが運ぶようにするためのトレーニング方法です。

一瞬の勝負が決まる世界ですから、あらかじめ試合の内容を想像しておくことは大切です。

スポーツだけでなく、もちろんビジネスでも活用できます。

たとえば、プレゼンです。

前もって、プレゼンの内容をイメージトレーニングします。

話の進め方や状況などを想像すれば、本番では落ち着いて話しやすくなり、成功しやすくなります。

ほんの3分のイメージトレーニングが、プレゼンの合否の鍵を握ります。

また上司に説得するときも同じです。

話の準備をせずにいきなり話しかけ、思ったことから話をするのはよくありません。

話が支離滅裂になり、途中から自分で何を言っているのかわからなくなります。

まず話しかける前に、こういうふうに流れるであろう話の展開を想像するといい。

話の目的や理由はもちろん、話の流れや順番などを想像して、頭の中で上司と対話します。

上司が返してくるような発言を想定すれば、その返事も前もって準備することができるようになります。

焦ることなく系統立てて話をしやすくなります。

仕事ができる人は、必ずイメージトレーニングを取り入れています。

人間は想像する生き物です。

せっかく人間として生きていれば、その想像力を最大限に活用して、ビジネスにも生かしましょう。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(7)
  • イメージトレーニングを取り入れる。
仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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