公開日:2009年4月5日
執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  • 資本主義社会の基本ルールが、
    一流になるルールだった。
できる人が実践している30の秘密の仕事術

資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。

一流になるための方法と聞くと、特別なルールがあるのかと思います。
特別なルールではありません。
実は、当たり前のルールです。

あえて、いい人にならない。

人から好かれたいと思い、いい人になろうとするのは、人間らしい当然の行動です。
付き合いを増やしたり、コミュニケーションを増やしたり、人間関係の向上を目指します。
たくさんの知り合い、友人を増やして、みんなから好かれようとします。

1次会に参加しても、2次会には参加しない。

仕事の場では、上司や同僚と飲みに行くことがあります。
人間関係のために、たまにならいいでしょう。
頻繁に参加するのは無駄が多いというのは、今さらいうまでもありません。

仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。

何かを得るために、何かを潔く捨てることです。
捨てられるとしたら「おしゃれ」です。
おしゃれをしたから、仕事の質が上がるのは、接客業のみです。

あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。

新しく商品を購入しても、説明書を読む人がどのくらいいるのでしょうか。
テレビ・洗濯機・電子レンジ・携帯電話・パソコンなど、どんな商品にも必ず説明書が付いています。
にもかかわらず、説明書をしっかり読む人は、少ないはずです。

あえて、誰もやっていないことをする。

誰もがやっていることは、差がつきにくい部分です。
当たり前のことは、誰でも当然のように手をつける仕事なので、差がつきにくいです。
当たり前のことをしても、評価されにくい。

うまくいく方法だけ学んで満足しない。
うまくいかない方法も学ぶ。

私たちはうまくいく方法に関心があり、そればかりを追い求めています。
仕事でも恋愛でも勉強でも、うまくいく方法を学ぼうとするものです。
ノウハウといえば「うまくいく方法」が代表的でしょう。

忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。

「寝ることは仕事ではない」
そう思っている人もいるのではないでしょうか。
いいえ、実は寝ることも仕事の一部です。

いかに持つかより、いかに捨てるか。

「探し物が見つからない!」
仕事をしていると、必要な道具が見つからないときがあります。
どこに置いたのか、デスク周りが整理できていないため、探す時間が発生します。

1冊の本を集中して読まない。

読書といえば、1冊の本を読んでいるところを想像している人がほとんどではないでしょうか。
椅子に座って、一冊の本を黙々と読み進めていきます。
「1冊の本を読み終えてから、次の本に手を出す」

あえてやる気を出さない時間を作る。

「やる気を出して仕事をしよう」
これまでの仕事術では「いかにやる気を出すか」に焦点が当てられていました。
「どうすればやる気が出るのか」「やる気を出す方法」など、やる気は出せば出すほどいいという考え方が一般的です。

あえて、たくさんの仕事を抱え込む。

「たくさんの仕事を抱え込むのはよくない」
仕事ではこうした考え方が一般的です。
自己啓発の本では、仕事は1人で抱え込まず、できる仕事は他人にお願いしようという内容が書かれています。

あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。

仕事の前と言えば、事前準備が基本です。
手術や商用作業など、計画的に進める大きな作業では、本番で失敗しないようにするために、事前に準備をしておきます。
「余裕を持って十分に準備をしておこう」

仕事のできる人は、あえて神様を信じない。

「結婚できますように」
「仕事がうまくいきますように」
「いつまでも健康でありますように」

あえて素直に信じないから、真実に気づける。

「人の言うことは、素直になって信じよう」
私たちは、子どものころ、このように教えられてきました。
これほど危ない言葉はないと思っています。

仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。

会社を頼っていると、さまざまな保険が適用します。
大きな失敗さえなければ、安定して仕事をもらえます。
「基本給」が保証され、独身なら「住宅手当」が支給され、家族がいれば「家族手当」が出ます。

間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。

厳しい選択をすることで、自分を高めるチャンスになります。
間違いを避けるために、簡単な問題を選んでばかりでは成長できません。
算数の簡単な問題は、10問解いても100問解いても、基礎学力は変わりません。

夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。

日本の学校の夏休みでは「夏休みの宿題」が恒例です。
およそ1カ月間の休暇中にしなければならない宿題が、山のようにあります。
私も小学生のころから、夏休みの宿題には何度も悩まされてきました。

あえて、他人の意見に同調する。

社会では、自分の意見をはっきり言うことが大切です。
学生までは、もぞもぞ自分の意見を濁らすことができました。
しかし、社会で仕事をしている以上、意見ははっきり言わなければ相手にきちんと伝わらず、誤解を招くもとになります。

軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。

商談・プレゼン・重要会議など、腹ごしらえが大切に思われます。
おなかがぺこぺこの状態では十分なパフォーマンスを発揮できません。
車のガソリン満タンのように、しっかり食事をして腹を満たしておけば、最高のパフォーマンスを発揮できるように思われます。

非常識に考えて仕事をする。

突然ですが、あなたにクイズです。
「生まれたときは1つも持っていなくて、年を取るほど持つものは何でしょうか」
答えは単純です。

あえて、他人の意見を聞かない。

「他人の意見は、よく聞いて取り入れよう」
これまでの仕事術の本には、他人の意見はたくさん取り入れろという教えが書かれていました。
他人からの意見は、客観的な意見です。

あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。

計画を前もって立てるのは、これまでの常識でした。
間違いをなくし、系統立てて作業を進めるために、計画はあって当たり前です。
しかし、仕事のできる人は「計画の弊害」に気づいています。

あえて、言い訳をすることで評価される。

「言い訳をするな」
社会人なら誰でも耳にする格言です。
社会人として言い訳をせず、何でも仕事を請けられる人は、器が大きく、仕事のできる人だとされます。

大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。

用事があって人に話しかけるとき、あなたはどんな言葉から始めていますか。
いきなり用事から話しかけていませんか。
大した話でなければ、いきなり話しかけてもいいでしょう。

やらないことを決め、リストアップする。

仕事ができる人といえば「やることリストの作成」です。
しなければいけない仕事をリストアップして、優先順位をつける作業です。
これは比較的、誰でもしている仕事術です。

水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。

仕事ができる人は、隠れてこそこそ水を飲んでいます。
それも、がぶがぶ飲んでいます。
仕事のできる知り合いから話を聞いていると「水をよく飲んでいる」という話が必ず出ます。

仕事ができる人は、諦めが早い。

「諦めるな」
「最後まで粘れ」
「途中で逃げるな」

よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。

「知っています」
「わかっています」
「当然です」

仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

私が社会経験を通して、よく目の当たりにしている実態なので、紹介したくなりました。
「学校に通う人は失敗しやすい」という法則です。
社会人で勉強のために、学校に通っている人をよく見かけます。

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