執筆者:水口貴博

履歴書を作成するときの30の注意点

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0という意味で、空白にしない。

0という意味で、空白にしない。 | 履歴書を作成するときの30の注意点

履歴書には「扶養家族」の欄があります。

扶養家族とは、生活の面倒をみなければならない家族のことを言います。

自分を除いて計算します。

既婚者の場合、配偶者・親・子どもなど、合計人数を記載するのが、一般的です。

ただし「配偶者を除く」という注意書きがあれば、それに従って記載します。

既婚者は具体的な数字が入るはずですが、気をつけたいのは、独身者の場合です。

独身者で扶養家族がいなければ「0人」になるはずです。

ところが、0という意味で、空白にする人がいます。

ここが注意です。

「0」と「空白」は、意味が違います。

0は、あくまで「0」という意味ですが、空白は「記入漏れ」と誤解される場合があります。

0なら、きちんと「0」と書きましょう。

通勤時間も、同じです。

たとえば、通勤時間が「30分」なら「0時間30分」と記載します。

「1時間未満は省略可能」という意見もありますが、やはりきちんと記載したほうが、正確に伝わります。

また「ちょうど1時間」なら「1時間0分」です。

0という意味なら、空白にせず、きちんと「0」と記入しましょう。

誤解を防ぐための、配慮です。

履歴書を作成するときの注意点(24)
  • 0という意味の場合、空白にせず「0」と書く。
自由記入欄には、何を記載すればいいのか。

履歴書を作成するときの30の注意点

  1. 履歴書を作成するとき、最初に埋める項目とは。
  2. 下敷きがあるだけで、履歴書は格段に美しくなる。
  3. 転職の場合は、連絡先の書き方に注意。
  4. 予備校は、学歴に記載できるのか。
  5. 浪人・留年・留学の記載は不要。
  6. 転校が多くて、記入欄に入りきらないとき。
  7. 前の企業が倒産の場合、どう書けばいいのか。
  8. 履歴書の作成に、代筆サービスを利用してもいいのか。
  9. 履歴書に、カラーのペンで強調してもいいのか。
  10. 太字や下線は、履歴書で使用できるか。
  11. 履歴書の使い回しは、許されるのか。
  12. 前科は、記載が必要なのか。
  13. しみ1つ・折り目1つでも、やり直し。
  14. スナック菓子の油のしみは、許容範囲になるか。
  15. 文章より箇条書きのほうが、簡潔でわかりやすくなることがある。
  16. 誤字脱字以外に気をつけたいのは、癖字。
  17. 受賞歴は、すべて記載したほうがいいのか。
  18. 特技は、自分で作り出せるもの。
    書き方しだいで、武器にできる。
  19. 「資格・特技」の欄は、両方を書くのか、片方を書くのか。
  20. ペーパードライバーでも、資格欄に「運転免許証あり」と記載していいのか。
  21. 趣味・特技・健康状態などは、一言で終わらせない。
  22. 通勤時間とは、平均時間ではなく、最短時間。
  23. 無資格でも、工夫しだいで記載できる。
  24. 0という意味で、空白にしない。
  25. 自由記入欄には、何を記載すればいいのか。
  26. 履歴書を作成するとき、最後に埋める項目とは。
  27. 写真は、3カ月以内が基本。
  28. 履歴書の写真は、メガネをかけたままでもいいのか。
  29. 履歴書に、モノクロの写真を使うのは許されるのか。
  30. 履歴書の写真を貼る前に、心がけたいこと。

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