「計画を立ててから行動する」
基本中の基本でありながら、最強の段取り術です。
それくらい当たり前だと思う人でも、いま一度、強く意識したいことです。
これに勝る段取りはありません。
最も基本的なことですが、実行できていない人は多いのではないでしょうか。
計画を立てるのは、面倒だからです。
それがいいとわかっていても、面倒があると、つい避けてしまいがちです。
もし計画を立てないでいきなり行動すると、どうなるでしょうか。
考えずにいきなり行動しますから、意外な出来事や想定外にあたふたしてしまいます。
トラブルやミスも増えてしまうでしょう。
その改善や復旧のために、余計な手間と時間をかけてしまうことになります。
計画を立てないほうが、むしろ余計に時間がかかるありさまです。
やはり計画なしに、段取りは実現できません。
なぜ計画を立てるのかというと、仕事の無駄を減らし、スムーズに進めるためです。
計画を立てるのが面倒であっても、その損失は後から取り返せます。
わずかな手間をかけることで、何倍もの恩恵を後で受けることができますから、しなければ損です。
行動前には計画を立てる手間が、結果として、最も手間を少なくできる。
最小努力による最大効果を発揮することができるようになるのです。