世間では「ゆっくり=安定」というイメージがあります。
丁寧さがあり、力強く、安定を連想させます。
しかし、頭で考えるだけの世界です。
現実では、ゆっくりであるほど、不安定になります。
ゆっくりすれば安定するのは、妄想です。
あなたが自転車に乗っているときを思い出しましょう。
時速1キロというゆっくりしたスピードで進むとどうなるでしょうか。
ぐらぐら不安定になり、今にも横に倒れそうになりますね。
自転車をこぐために、ゆっくりであるほど、力と注意と集中が必要です。
大して前へも進んでいないうちから、疲れます。
遅ければ遅いほど、不安定になります。
ある程度のスピードがなければ、安定しないのです。
安定をさせるためには、スピードを作ることです。
スピードこそ、安定です。
自転車がそうであるように、ある程度のスピードがあって初めて安定します。
安定した企業には、必ずスピードがあります。
学校の成績が優秀な人も、必ずスピードを持って勉強しています。
自動車もスピードのある車ほど、高価です。
スピードがあれば、雑になるというイメージがありますが、実際は逆なのです。
速ければ速いほど、安定して立つことができるようになります。
「スピード=安定」が、本当の現実なのです。