執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。

同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。 | 面接で好印象になる30の話し方

できるだけ印象的な表現を使いましょう。

「意味が伝われば十分」と思いますが、もう少し深く考えたいところです。

「別の表現を使って、さらに強調できないか。もっと印象的にできないか」と考えてみましょう。

言葉とは不思議です。

1つの意味を伝えたくても、その表現はさまざま。

意味は同じでも、表現を変えるだけで、ずいぶん印象が変わることがあります。

たとえば、ボランティア活動をした経験をアピールするとします。

「ボランティア活動では、多くのことが学べました」というシンプルな言葉を、次のように言い換えます。

「ボランティア活動は、人生を変える発見の連続でした」

こんな一言があると「どんな発見だったのだろうか。もっと詳しく知りたい」と、興味をそそられるでしょう。

また、全国を見て回ることが趣味だとしましょう。

「趣味は国内旅行」とシンプルに言うのもいいですが、別の表現を使います。

「趣味はバイクで国内旅行」と言えば、ずいぶん印象が変わるのではないでしょうか。

採用担当者は「バイク」という一言で言葉が具体的になり、より強く興味を引かれるに違いありません。

履歴書でも面接でも、一字一句が勝負です。

採用担当者の心に突き刺さるような言葉を、厳選することです。

類義語の辞書を使って似たような意味を調べるのも、よい工夫です。

ほんの少し手間をかけるだけで、言葉の印象が強くなるなら、素晴らしい工夫だと思いませんか。

自分が伝えようとする意味を、別の表現を使ってもっと印象的にできないか、見直してみましょう。

このわずかな手間と工夫が、選考を左右するのです。

面接で好印象になる話し方(24)
  • 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
なぜ、発言が棒読みになるのか。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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