執筆者:水口貴博

仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

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仕事を真面目にしない。

仕事を真面目にしない。 | 仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

仕事を真面目にしないことで、仕事のスピードと質を上げることができる場合があります。

仕事ができない人は、決まって真面目な人であり、100パーセントの力を朝から晩まで出しています。

だから膨大なエネルギーを消費することになってすぐ疲れてしまい、途中から集中力が欠けて、仕事の質が下がってしまうのです。

疲れるのですから、当然のことながら、ミスや間違いが多くなります。

しかし、本人は「自分が真面目じゃないから。もっと真面目にならないといけない」と思い込んでいます。

朝早くから、毎日残業をして、それでも仕事がうまくいかないから、もっと自分にむちを打ちます。

真面目な人ほど仕事ができない、典型的なパターンです。

真面目だからうまくいかないのです。

真面目になるほど、本当は仕事のスピードが落ち、質が下がってしまいます。

人間はロボットではないのですから、行動すればそれだけ疲れます。

疲れると集中力が落ち、ミスや間違いがそれだけ多くなります。

そうしたことをきちんと計算に入れておかないといけません。

本当に仕事ができる人をよく見ていると「サボり上手」であることに気づきます。

もちろんずっとサボっているわけではありません。

大切なところだけ力を入れて、どうでもいいところは力を抜いているのです。

「仕事のできるサボり上手」というわけです。

私の職場には、Nさんという仕事のできるサボり上手がいます。

いつもだらだらしています。

「風邪を引いた。疲れた、眠い」と言いますが、仕事の依頼が来たときには、顔色を変えて仕事をします。

「だらだらした様子は演技だったのか」と思うほど、仕事をてきぱきこなし始めます。

Nさんがいつもだらだらしているのは、本当に必要な瞬間のためにエネルギーの無駄遣いを避けているのです。

いつも無駄なエネルギーを使っていないため、大切な瞬間にはエネルギーを発揮します。

Nさんは無駄な残業もせず、定時になればさっさと帰ってしまいます。

「必要のない残業をして、疲れをためていては、次の日に体を壊してしまうから」と言います。

仕事の質を上げるために必要なときにだけ、力を入れればいいのです。

仕事が速く完璧にできる人になる方法(16)
  • 仕事のできる「サボり上手」になる。
メールだけに頼らない。
直接会って、話をしよう。

仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

  1. 上司に言われた衝撃の一言。
    「速く完璧にしなさい」
  2. 経験量が、仕事の質を上げる。
  3. メモを取ることが、スピードと質を上げるポイント。
  4. ノウハウを、惜しみなくプレゼントしよう。
  5. 腰が低い人ほど、仕事ができるようになる。
  6. 議事録は、すべてを書こうと努力する。
  7. 仕事をたくさん抱えているときは、メモを作って、デスクに張る。
  8. 感謝をする人が、感謝をされる。
  9. 大きな仕事は、午前中に行うほうがいい。
  10. 部下に教える時間は、将来への投資時間。
  11. 返事の速いメールほど、熱意を感じる瞬間はない。
  12. 「人間改善」より「システム改善」がポイント。
  13. 気が利く人は、目立たないけど、重要な存在となる。
  14. 言葉遣い1つによって、仕事の質が大きく変わる。
  15. スピードが速く、質の高い仕事のためには、できるかぎり少人数のほうがいい。
  16. 仕事を真面目にしない。
  17. メールだけに頼らない。
    直接会って、話をしよう。
  18. 臨機応変の正体は、暗記だった。
  19. 「君、お前、あんた」は禁句。
    きちんと名前を使って呼ぶこと。
  20. 「即断、即決」は、仕事のスピードと質を高める。
  21. 本番で仕事が決まるのではない。
    準備段階ですでに勝負がついている。
  22. 理解をさせる側ではなく、理解をする側に回ること。
  23. 「この人といると成長できる」という人に、しがみついていこう。
  24. 他人を変えるのではなく、まず先に自分が変わる。
  25. 初めて経験する仕事に対しては、必ず不安が発生するもの。
  26. 「自分には関係ない」は、禁句。
  27. 長時間の仕事のために、補強ツールを用意する。
  28. 喜びの声を共有すると、モチベーションアップにつながる。
  29. 「できない、無理、不可能」は、禁句にしよう。
  30. 助けると、助けられるようになる。

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