ファミリーレストランで注文した料理が届かず、怒っている人がいました。
気になったのは言葉遣いです。
「おい、注文した料理が来ないぞ! どうなってるんだ!」
怒鳴るような声で言うのです。
声のボリュームも大きく、店内に響き渡るほどでした。
お店の人は「大変申し訳ございません。すぐ確認してお持ちします」と何度も頭を下げています。
怒鳴り声は店内に響き渡っていて、周りにいるお客さんまで不快にさせます。
一瞬で嫌な空気が広がるのです。
たしかに注文した料理が届いていなくて、いらいらしているのでしょう。
待たされて嬉しい人はいません。
約束の時間に遅れそうで、心に余裕がなかったのかもしれません。
そうだとしても、やはり言葉遣いは大切です。
いらいらしているときは、言葉遣いが乱暴になりやすいものです。
自分では普通にしているつもりでも、知らず知らずのうちにとげのある言葉を使ってしまうのです。
乱暴な言葉遣いをすれば、相手に威圧感を与え、萎縮するでしょう。
なかにはむっとする人もいるはずです。
「売り言葉に買い言葉」となり、トラブルに発展する可能性もあります。
いらいらしているときこそ、丁寧な言葉遣いをすることです。
落ち度があるのはお店側だとしても、丁寧な言葉遣いを心がけることはできるはずです。
いらいらしているときは、呼吸が浅くなりがちです。
伝える前に大きく息を吸いましょう。
気持ちが落ち着き、余裕を取り戻せます。
腰を低くしながら「注文した料理がまだ届いていないのですが」と一言伝えるだけです。
丁寧に伝えれば、店員さんもスムーズに対応できます。
周りのお客さんの耳に届いたとしても、不快な感じはありません。
万一お店の不注意で注文が入っていなくて、時間もなければ「キャンセルをお願いします」と伝えることもできます。
伝える内容は同じでも、言葉遣いひとつで、相手に与える印象はまったく違うのです。