富士山に登ったことはありますか。
私は二度あります。
富士山に登頂した瞬間は、言いようのない感動があります。
頂上からの景色は別格です。
富士山は日本一高い山なので、周りの山々が目線より低く見えます。
標高の高いはずの山ですら、ずいぶん下に見えるのは不思議な感覚です。
河口湖・山中湖・本栖湖も一望できるのはもちろん、はるか遠くまで見渡せて、まさに絶景です。
天気の良い日は、東京から富士山が見えるように、富士山からも東京が見えます。
「自分は今、日本一高い場所にいる」ということも心にぐっときます。
ご来光の感動も別格です。
朝日は日頃からよく見ているにもかかわらず、富士山からのご来光は輝かしく思えます。
同じ太陽でも、輝きが違うのです。
自分が苦労して登っているぶん、より特別なものに感じられるのです。
そうした感動は、言葉では伝えられません。
写真や動画もありますが、あくまで写真であり、動画です。
富士山の頂上からの写真や動画を見ることはできます。
きれいな写真集もたくさんあるし、高画質の動画もたくさんあります。
しかし、景色は同じでも、味わえる感動はまったく違うのです。
実際に体験した感動にはかないません。
五感に響くものが違います。
自分の足で苦労して登るからこそ得られる、特別な達成感もあります。
努力を重ね、自分の足で何時間もかけて、ようやく登頂してこそ得られる感動は一生忘れられません。
生の感動を味わうには、自分が体験しなければいけないのです。
写真や動画だけで満足せず、どうか実際の体験を大切にしてください。
努力を重ね、五感を通して得られる刺激があります。
時間をかけ、苦労を重ね、身をもって体験した先に、一生忘れられない素晴らしい感動があるのです。