「今日の降水確率は30%か。微妙な天気だな。でも念のため、傘を持っていこう」
そう思って、あなたは傘を持参しました。
ところが結局雨は降らず、傘も不要でした。
雨どころか、青空の広がる、良い天気の1日でした。
そんなとき、どう思うかです。
傘を持参したことを悔やむ必要はありません。
きちんと傘を持参した自分を認めるのです。
傘の出番はありませんでしたが、念のための準備ができたことは良いことです。
傘の出番はなかったとはいえ、完全な無駄ではありません。
余裕のある1日を過ごせたのです。
「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、準備をしておくだけで、余計な心配で神経をすり減らすことがなくなります。
準備の有無で、心の余裕はまったく違います。
準備ができていたおかげで、いつの間にか落ち着いた行動ができていたり、人に優しく接することができていたりしたでしょう。
そうした恩恵は、自分でも気づかないうちに受けているのです。
あくまで「傘の出番はなかった」というだけの話で、きちんと恩恵は受けています。
心の余裕をもたらしてくれていたのです。
傘の出番がなかったとしても、持参した意味はあるのです。
傘に限った話ではありません。
仕事や旅行でも、万一に備えて準備することがあるでしょう。
たとえば、海外旅行に行くなら、事前に保険に入っておくのがおすすめです。
結局何事もなく旅行を終えたとしても、入っておいて良かったのです。
仕事では、万一に備え、データのバックアップを取ることがあるでしょう。
たとえハードディスクが壊れなくても、きちんとバックアップは取っておいて良かったのです。
きちんと準備ができている人は、万一のことがあっても、落ち着いて行動できます。
準備の出番がなくても、したことに意味があるのです。