みんなが「いいね」と褒めたたえるものがあります。
みんなが「いいね」という本や映画、みんなが「いいね」という商品やサービス。
みんなが「いいね」と言っていると、自分も同じことを言わなければいけないような気がするものです。
別の意見・逆の意見を言おうものなら、冷ややかな目で見られたり、距離を置かれたりしそうな不安があります。
これは知らず知らずのうちに起こります。
本人が意識しているとは限りません。
「嫌われたくない」「輪を大切にしたい」といった意識が強いと、自然と周りに合わせた同調意見を述べることがあるのです。
しかし、ここが大切なポイントです。
みんなが「いいね」と言っているからといって、同じ意見を言わなければいけないわけではありません。
周りに合わせると、自分がどう感じるかより、周りがどう感じるかが優先されます。
自分の気持ちにふたをすることになり、正直な気持ちを表現できなくなる。
だんだん本当の自分が見えなくなってしまうのです。
周りに合わせて自分の意見を曲げると「私は正直になっていない」という違和感を抱え続けることになります。
自分に嘘をつくのは、最初は良くても、いずれつらくなります。
心の摩擦は、ちびちび自分を痛めつけます。
周りの意見に合わせると、自分らしく生きられないのです。
そもそもみんなが「いいね」と言っていること自体が不自然です。
価値観も感じ方も人それぞれだというのに、みんなが「いいね」と言っているのはおかしな話です。
大切なことは「自分がどう感じたか」です。
自分に嘘をつくのはもうやめよう。
自分に正直になって、自分の意見を言うのが良い。
みんなが「いいね」と言っていても、実際に自分が経験して、異なる感覚を覚えたのなら、堂々と話すことです。
同調圧力に負けません。
集団心理に流されません。
周りの目を気にしないことです。
これが「自分の心に正直になる」ということです。
正直に言うことで、冷ややかな目で見られたり、距離を置かれたりすることもあるかもしれません。
たとえそうだとしても、正直でいることのほうが大切です。
いま一度、自分の言動を振り返ってみることです。
みんなが「いいね」と言っているかどうかは関係ありません。
自分がどう感じたかが重要なのです。