昔読んだ本を読み返してみると、以前気づかなかったことに気づきます。
同じ内容を読んでいるはずなのですが、慣れや成長のおかげで、以前理解できなかった部分がわかるようになっているのです。
「こういう意味だったのか!」という驚きがあります。
特に教科書系の読み物は、繰り返し読むことが重要とされています。
理解が深まるにつれ、より深く内容を理解できるようになるのです。
昔見た映画を再鑑賞すると、1回目には気づかなかったところに気づけます。
「この人は、こんな動きをしていたのか」
「このセリフには、別の意味もあったのではないか」
2回目は、すでにあらすじや結末がわかっているので、別のところに目を向ける余裕ができます。
その結果、1回目とは違った印象を受け、映画をより深く味わえるようになるのです。
同じ場所に旅行すると、1回目とは違った印象を受けます。
初めて来たときは、その場所の様子や雰囲気を知るだけで精いっぱいでした。
2回目の訪問では、すでにどんな場所か知っているので、別のところに目を向ける余裕ができ、新しい発見があります。
同じ場所でもいろいろなお店があって、前回とは違ったお店に入ることもできるでしょう。
「同じ本を繰り返し読んでもつまらない」「映画を再鑑賞しても仕方ない」「同じ場所に行っても面白くない」は、誤解です。
「同じ本を繰り返し読むのが良い」「映画を再鑑賞することに意味がある」「同じ場所に行くのが面白い」が、正解です。
2回目だからこそ、受ける印象や気づける発見があります。
本でも映画でも旅行でも何でも、すでに経験があるからといって満足しないことです。
見るものは同じでも、見る角度が変わると、見える景色が変わります。
1回で十分と言わず、ぜひ2回目も味わっていきましょう。
きっと意外な発見があるでしょう。
さらに3回目以降になると、さらなる発見があるでしょう。
人生は、再発見のためにあるのです。