「人に言われて選んだ正解」と「自分が選んだ間違い」の2つがあります。
どちらのほうが成長につながっているでしょうか。
ずばり、自分が選んだ間違いのほうです。
私たちは「間違えてはいけない。正解さえすればいい」と考えがちです。
しかし、そうではありません。
人に言われて選んだことは、たとえ正解であっても、自分で考えて選んだわけではありません。
あくまで人に言われたとおりにしただけです。
考えていないので、思考力が鍛えられていません。
そのため「なぜそれを選んだか」を説明できません。
自分で決断もしていないので、決断力も鍛えられていません。
結果は正解であったとしても「言われたとおりにしただけ」という状態なので、成長がないのです。
一方、自分が選んだ間違いは、自分の頭で考えた結果です。
自分がじっくり考え抜いたうえでの選択なので、思考力が鍛えられています。
さらに自分の責任で決断しました。
自分で決断したので、決断力も鍛えられています。
自分の責任で決めたことだからこそ、間違いに対して真摯に向き合えます。
「どこがいけなかったのか」「どうすれば良かったのか」「次から気をつけよう」と、本気で改善に取り組みます。
痛みが伴っているので、記憶にも深く残ります。
間違えたことが経験となり、今後の糧となるのです。
結果だけに惑わされてはいけません。
間違いより正解のほうが価値があるように思えますが、本当に大切なのは「どんなプロセスでそれを選んだか」です。
いかに自分の頭で考えるか、自分で決断するかです。
結果は間違いだったとしても、そのプロセスには大きなプラスがあり、成長へとつながっています。
人に言われて選んだ正解より、自分が選んだ間違いのほうが、成長につながるのです。
時には自分の知識や経験だけでは足りず、人に聞くこともあるかもしれません。
もちろん人の意見を頼りにするのはいいのですが、うのみにするのではなく、あくまで参考にしましょう。
人の意見を参考にしたうえで、自分が考え、自分が決断するのがベストです。