器の小さい人は、他人の失敗を責めます。
「どうして失敗をするんだ!」
「こんな簡単なミスするなんて信じられない」
「どうしてそんなところでつまずくの? 誰でもできるだろう」
厳しい言葉で相手を責めます。
器の小さい人は、能力があっても、理解力を欠きがちです。
簡単なことでミスをするというのが納得できず、相手を激しく責め立てるのです。
そのうえばかにする言葉まで言います。
「情けない」
「使えない人だな」
「学習能力がない」
厳しい言葉を浴びせられれば、相手は萎縮し、落ち込んでしまいます。
他人の失敗を責めることしかできないのは、器の小さい人がすることです。
上司がこういう人だと、部下は育ちません。
失敗を責める上司だと、働きにくい環境となります。
部下は「失敗したら怒られる」「無難な行動をしよう」と思うので、チャレンジをしなくなり、行動を控えるようになります。
新しいチャレンジができないから、部下も成長できません。
コミュニケーションが減るので、情報の共有が減り、ますます失敗が増えることになります。
器の大きい人は、他人の失敗を許せます。
「大丈夫だよ。気にしないで」
「私も同じ経験があるよ」
「ここは間違えやすいところなんだよね」
他人の失敗を責めることなく、受け止めます。
責められて嬉しい人はいません。
人間ですから、ミスをすることはあるし、失敗をすることもあります。
世間では「失敗=良くないこと」とされていますが、初めてのことや慣れないことなら誰でも失敗をして当然です。
器の大きい人はそれをよくわかっているので、失敗を責めることはなく、許すのです。
さらに明るく励まします。
相手の心が軽くなるよう、前向きな言葉をかけるのです。
「チャレンジしたことが素晴らしい」
「失敗したけど、得られるものがあったよね」
「対策を打てば、次はきっとうまくいく」
こういう言葉を言われると、救われます。
誰でも優しく許してもらえると、明るい気持ちになれるのです。
こういう上司だと、部下はのびのび仕事ができます。
「理解のある上司だな」「この人についていきたい」と、上司の器の大きさを実感し、尊敬の念を抱くのです。
部下は果敢にチャレンジができるので、成長も早くなります。
人間関係も良くなって、部下とのコミュニケーションも増えるのです。
情報共有も活性化されるので、職場の失敗も減っていくのです。