器の小さい人は、他人に厳しく、自分に優しいのが特徴です。
他人に対しては、厳しく接します。
「遅刻するな」
「ミスをするな」
「怠けてはいけない」
ところが、その割に自分に対しては甘いところがあります。
「遅刻するな」と言う割に、自分は遅刻をします。
その割に「電車が遅れていたから」「渋滞に巻き込まれたから」と言い訳をします。
「ミスをするな」と言う割に、自分は再確認を怠り、よくミスをします。
「たまたまです」「いつもならきちんとできています」と言い訳をします。
「仕事をサボるな」と言う割に、自分は仕事をサボります。
「ちょっと疲れたから」「これくらいサボっているうちに入らない」と、ぐだぐだ言います。
こうした矛盾した態度は、器が小さいと言わざるを得ません。
他人に厳しく自分に優しい人がいると、人間関係もぎすぎすしたものになります。
こういう人が上司だと、部下はたまったものではありません。
尊敬されず、人望もありません。
「うちの上司は部下には厳しいのに、自分には甘いよね」と、部下から嫌われます。
「器の小さい上司」として軽蔑されるのです。
一方、器の大きい人は、その逆です。
他人に優しく、自分に厳しくなります。
人が間違えたときは「気にしないで」と優しい言葉をかけますが、自分は間違えないよう細心の注意を払います。
頑張っている人がいれば「無理しないで」と優しい声をかける一方、自分はしっかり集中して仕事に当たります。
相手の仕事が遅くても「その人のペースがある」と尊重しますが、自分はスピードを意識して、てきぱき仕事をこなします。
他人に優しく、自分に厳しい人がいると、人間関係も良好になります。
こういう人が上司だと、部下も仕事がしやすくなります。
「優しい上司だなあ」と思って、羨望のまなざしを向けるのです。
理解があって仕事もできるので尊敬され、人望も厚くなります。
自分が自分に厳しくなるのはいいのですが、人には優しくなっておくほうがいいのです。