どれだけ入念に計画をしても、思いどおりにいかないときがあるものです。
器の大きさの違いが見えるのは、思いどおりにいかなかったときです。
それぞれまったく違った対応をします。
器の小さい人は、思いどおりにいかないと、むっとします。
「こんなはずではない」「なぜ計画通りにいかないんだ」「なんて運が悪いんだ」と不機嫌をあらわにします。
想定外が起こったことをしばらく受け入れられません。
時には「こうなったのはあの人のせいだ。どうしてくれるんだ」と、人に責任を取らせようとします。
これほど迷惑なことはありません。
これで周りからの評価をますます落とすのです。
小さなことですぐ腹を立てるのは、器が小さい証拠です。
「あの人は器が小さいね」と、陰でささやかれるのです。
器の大きい人は、思いどおりにいかないときでも、むっとしません。
「こういうこともある」と笑い飛ばします。
そもそも最初から思いどおりにいくとは思っていません。
どれだけ入念に計画を立てたところで、すべてが計画通りにいくことはなかなかないと知っています。
「うまくいってほしい」と願いつつも「意外なことが起こる可能性がある」と、万一の想定外を受け止める準備ができています。
珍しいトラブルが発生したら、むしろ喜び、それを楽しみます。
「仕方ないよ」
「こういうこともある」
「これはこれで楽しんでいこう」
前向きに受け止め、あくまでポジティブ思考です。
急なハプニングをイベントとして楽しみます。
この心の余裕こそが、器の大きさです。
前向きに捉えると、元気も湧いてきます。
もちろん笑って済ませるだけではありません。
解決に向けて、職場の人に協力してもらったり、経験者の力を借りたりして、あくまで前向きに立ち向かいます。
明るく取り組んでいるので、スピードとエネルギーがあります。
思いどおりにいかなかったとき、動揺するどころか、むしろそれを楽しむ様子があると、器の大きさを感じさせるのです。