器の小さい人は、成功を独り占めします。
「この成功は私のものだ」「自分一人でやったことだ」「私が努力したんだから独り占めして当然だ」と思っています。
成功によって得た報酬も、すべて独り占めしようとするのです。
助けてくれた人や、協力してくれた人を無視し、感謝の言葉もありません。
成功を独り占めすることで、周りから大きな反感を買い、今後助けてもらえなくなります。
周りから嫌われ、距離を置かれ、人が去っていきます。
孤立無援に陥り、寂しい人生を送ることになるのです。
たしかに、成功したのは事実なのでしょう。
能力が高く、相当の努力も重ねてきたのでしょう。
しかし「自分一人で勝ち取った」というのは誤解です。
1人で成功することはできません。
表向きには自分一人の成功に見えても、陰では多くの人のサポートがあります。
たとえば、スポーツの試合で勝ったときは、自分の実力と思いがちですが、そうではありません。
監督のおかげであり、家族や仲間たちの支えのおかげがあったからこそです。
プロジェクトに成功したときも、自分の実力だと思いがちですが、誤解です。
仲間たちの支えや協力があったからこそ勝ち取ることができた成功です。
それに気づいているかどうかが、器の大きさの違いなのです。
器の大きい人は、成功を分かち合います。
「みなさんのおかげです」というセリフが定番です。
自分の実力というより、周りからの支えによって成功できたと思っています。
お世辞でも社交辞令でもなく、本当にそう思っています。
だから成功しても、独り占めをすることなく、周りの人と分かち合います。
そういうことができる人は、器の大きい人です。
成功によって手に入れた報酬があれば、みんなと分かち合います。
たとえば、プロジェクトで成功したら、本人が喜んで終わりではありません。
サポートしてくれた人のおかげと考え、メンバー全員で打ち上げを行います。
そして「みなさんのおかげでここまで来られた」と貢献者に感謝の言葉を伝え、頭を下げます。
社内ブログでは、感謝の言葉とともにチーム全員の名前を載せるのです。
成功を分かち合える人は好かれます。
「自分一人の力ではない。支えてくれた人のおかげだ」と言葉にして伝えることが大切です。
メンバーは「自分の力が認められた」「あの人はきちんと感謝できる人だ」と思い、信頼を寄せるのです。