私たちは、変化が必要な場面に直面することがあります。
環境の変化、人間関係の変化、仕事の変化、ライフスタイルの変化。
変化に対する姿勢は、器の大きい人とそうでない人とで、はっきりした違いが表れます。
器が小さい人は、変化を怖がります。
全力で変化を拒み、できるだけ現状にしがみつこうとします。
「ずっと今のままでいたい」
「現状で十分満足している」
「今までうまくいっていたのだから、このままでいいじゃないか」
そう思っています。
しかし、世の中は刻々と変わるものです。
会社の環境も、社会の常識も、世の中のシステムも変わります。
器の小さい人は、変化を拒み続けた結果、成長が止まり、世の中から取り残されていくのです。
仏教に「諸行無常」という言葉があります。
「万物は常に変化し、少しの間も同じ状態にとどまらない」という意味です。
同じ状態が続くことはありません。
だからこそ変化を受け入れるのが正解です。
たしかに変化には抵抗が伴いますが、変わらなければならないときもあります。
器の大きい人は、変化を受け入れます。
それは「世の中は変化するもの」「変化する世の中についていくためには、自分も変わるしかない」と理解しているからです。
変化に抵抗を感じることはあっても、必要なこととして、思いきって飛び込みます。
痛みが伴う変化でも、前向きに受け入れます。
本音では不安を感じていますが「変化を拒んでいると成長も止まり、いずれ大変なことになる」と考えています。
「ここで変わることが成長につながる。次のステップにも進める」と信じているので、世の中の変化を積極的に受け入れるのです。
そして器の大きい人は、変化を受け入れるだけでなく、変化そのものを楽しみます。
初めての仕事を任されれば「新しいことを学べるチャンス」「スキルを磨くチャンス」と考えます。
異動することになっても「新しい環境を知るチャンス」「新しい人と出会うチャンス」と、前向きに捉えて楽しみます。
変化を「新鮮な刺激」として受け入れ、知らないことも貪欲に学びます。
楽しめば、ストレスも快感に変わります。
そうして変化を受け入れるからこそ成長し、移り変わる世の中にもしっかりついていけるのです。