公開日:2024年11月28日
執筆者:水口貴博

部下を傷つけずに叱る30の方法

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部下へのお説教は「短く叱る」が基本。3分以内に終わらせるのがベスト。

部下へのお説教は「短く叱る」が基本。3分以内に終わらせるのがベスト。 | 部下を傷つけずに叱る30の方法

好かれる上司と嫌われる上司の違いはどこにあるのか。

「お説教の3分ルール」があるかどうかです。

部下を叱るときは「短く叱る」が鉄則です。

だらだら長く叱られたい人はいません。

部下を叱るときは、できるだけ短く済ませるのがスマートであり、3分までにするとうまくいきます。

これを「お説教の3分ルール」といいます。

お説教は、される側にとって強いストレスがあるため、短い時間でも長く感じられます。

1分のお説教でも、体感としては10分以上です。

3分を越えると、部下は長く叱られている印象が強くなります。

緊張や疲労感も目立ってきます。

部下を余計に落ち込ませたり、がみがみうるさい印象も出てきたりするため、部下は上司の言葉が頭に入ってこなくなります。

どれだけためになるお説教も、頭に入ってこないなら意味がありません。

お説教は、さっと叱って、さっと終わりにするがベストです。

その目安が「3分」なのです。

部下から嫌われる上司は、長々しい説教が特徴です。

30分も1時間もだらだら説教を続けます。

「長ければ長いほど、部下の心にしっかり響く。同じ失敗は繰り返されない」と思っています。

しかし実際は逆です。

長いお説教に限って、回りくどいかったり同じ言葉が繰り返されたりしていて、話にまとまりがありません。

話を聞くのも疲れます。

いくらためになる話も、長くなればなるほど疲労感で頭に入ってこなくなり、馬耳東風の状態となります。

そうして苦手意識を持たれ、嫌われてしまうのです。

好かれる上司は、お説教のとき、3分ルールを心がけます。

大切なことだけ話したら、さっと終わります。

「ここが良くなかったね。次から注意してね。こういう対策があるといいね」でさっと終わります。

すべて合わせて3分もかかりません。

上司としても、3分以内にお説教を終えようとすると、簡潔にわかりやすく伝える努力をするようになります。

簡潔なお説教は、部下の頭にすっと入ります。

話もすぐ終わるので、嫌な印象もないのです。

部下を傷つけずに叱る方法(19)
  • 部下を叱るときは「3分ルール」を徹底する。
一瞬で終わらせるお説教は、注射と同じ。
痛い時間が短いからこそ、よく効く。

部下を傷つけずに叱る30の方法

  1. 叱られ上手は、叱り上手になる。
  2. 相手を落ち込ませるような叱り方は失格。
  3. ミスをしたタイミングで指摘するのが、一番いい。
  4. 大勢の前で叱らない。
  5. 叱るときには、2人になるのがベスト。
  6. 自分の都合で叱らない。
  7. 感情的に叱らない。
  8. 叱る前に、状況をよく確かめる。
  9. お説教は、短いほどためになる。
  10. 指摘がいくつかあるときは、最初に指摘数を伝え、短く絞る。
  11. いつまでも過去の過ちを言い続けない。
    昔の話を引っ張り出さない。
  12. 人格を否定する言葉は使わない。
  13. 厳しい指摘は反抗される。
    明るい指摘は受け入れてもらえる。
  14. 叱るときは、腰を低く、丁寧な態度になる。
  15. 他人と比べて、叱らない。
  16. 追い込むように叱ると、泣けてくる。
  17. 肯定から始まると、後に続く言葉も受け入れやすくなる。
  18. クッション言葉を使えば、上手に叱ることができる。
  19. 部下へのお説教は「短く叱る」が基本。
    3分以内に終わらせるのがベスト。
  20. 一瞬で終わらせるお説教は、注射と同じ。
    痛い時間が短いからこそ、よく効く。
  21. 理由のない指摘では、部下は納得しない。
  22. 「こら!」という言葉を使わないように心がける。
  23. ひどく叱っても、普段どおりに接するよう心がける。
  24. 管理者を通して指摘をすれば、上司と部下の関係にひびを入れなくて済む。
  25. 手紙やメールを使えば、落ち着いてメッセージを伝えやすい。
  26. 「しなさい」より「しましょう」。
  27. 叱るときこそ、部下に発言をさせる。
    部下を叱るとき、一方的に上司から部下へと叱っていませんか。
  28. 「絶対に間違えるな。
    失敗するな」と言われると、部下は余計に緊張する。
  29. 最もミスが少なくなるのは、リラックスしているときだ。
  30. にこにこしながら口にする言葉は、ありがたく聞こえてくる。

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