器の小さい人は、小さな発言にいちいち反応します。
少し皮肉を言われただけで「ショック!」と騒ぎます。
少しでも嫌なことを言われようものなら「ひどい」「不愉快だ」と声を荒らげます。
事あるたびに、その言葉を思い出しては、恨みを募らせます。
そして「あのときの一言を忘れない」と、ずっと根に持つのです。
もちろん心を傷つけるような言葉を言われたのなら、まだわかります。
大きなショックを受け、強い怒りや悲しみを覚えるのも自然でしょう。
しかし、問題なのは、小さな発言までいちいち気にすることです。
一言一句を重く受け止めるため、ますます傷口が広がります。
いちいち小さな発言まで気にしていると、ストレスがたまって感情も不安定になります。
周りから「何を言っても傷つきそうだ」「付き合いにくい」と思われることにもなります。
そうして自然と周囲から距離を置かれるようになるのです。
器の大きい人は、ささいな発言を気にしません。
「あっそう」「だから何?」という感じで受け流し、けろっとします。
嫌なことを言われても、さらっと忘れます。
人間なので、つい言いすぎることもあります。
うっかり言葉選びを間違えることもあります。
器の大きい人は、いちいち細かいことまで気にしていると、心が持たないことを知っています。
だから、小さな発言なら、いちいち気にせず、さらっと受け流します。
受け流せば、ダメージはゼロです。
上手に受け流すことも、コミュニケーションの大切なスキルです。
小さな発言をまともに受け止めないことが、器の大きさを物語るのです。