執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。

失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

失敗しても許してくれるリーダーがいれば、必ず部下は成長します。

ミスに対して寛容なリーダーには、ミスも報告しやすくなり、改善もしやすくなるからです。

社内への情報展開もしやすくなります。

部下が成長できるか否かは、部下に責任があるのではありません。

実は、部下を育てるリーダーに責任があるのです。

部下を成長させるリーダーとは、常に許すことができる人です。

寛大に、相手を包み込むことができる、大きな器を持った人のことです。

「失敗をしたくない」という気持ちは、誰でも共通して持っています。

失敗をして大きな声で怒鳴られたり叱られたりすると、部下はひどく落ち込み、行動する意欲を失うでしょう。

大きな声で叱られると、恐怖・脅迫・威圧になり、部下の行動力がどんどん小さくなります。

失敗を反省する冷静さを失い、また次への失敗の原因になってしまう。

失敗に対する改善案も、社内へ展開されなくなります。

部下を成長させるリーダーは、部下の失敗を許容できる人です。

失敗しても、冷静になってなぜ失敗したのかを冷静に話し合います。

間違えたり失敗したりしても、許してもらえれば、部下は生き返るチャンスになります。

冷静な状態なら「次からはこうしよう」と具体的な案を考えることができ、行動力へとつなげることができるのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(22)
  • 部下の失敗を許すリーダーになる。
1日1回は、相手のために何か協力する。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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