器の小さい人は「許さない」が口癖です。
過去のトラブルに対し、強い執着があります。
「あの人を許さない」
「仕打ちを受けた。絶対許さない」
「死ぬまで一生許さない」
眉間にしわを寄せ、にらむような目つきになり、怖い表情を浮かべます。
たしかに人から嫌なことをされたときは、腹が立つし、許せない感情もあります。
相手に非があれば「あの人のせいでこうなった」と思いたくなるものです。
しかし、器の小さい人は、とにかく恨み続けるのです。
昔のことでも、許すことはありません。
これではストレスがたまるばかり。
負の感情は自分をむしばみます。
相手と関係修復ができません。
ずっと眉間にしわが寄ったままで、深いしわが定着します。
周りの人は「もういいじゃないか。許してあげようよ」と諭しますが、器の小さい人は「許さない」の一点張りです。
一生許さないということは、一生恨み続けるということです。
人を恨むのには、エネルギーを使います。
結局のところ、人を恨んでいちばん苦しむのは自分です。
その人のことを思うたびにストレスを感じ、精神的な疲労につながります。
こうしていつまでも苦しみから解放されません。
眉間に力が入るので、しわも増え、老け顔にもなってしまうのです。
器の大きい人は「時効」ということにして許します。
本当は許したくない気持ちもあるのですが、ずっと恨み続けたところで自分にとってマイナスなので、水に流します。
事件でも時効があるように、日常のいざこざも時効ということにしてすっきりします。
許すのは、自分がすることです。
相手が謝ってこないとしても、許すことは可能です。
器の大きさとは、寛大さでもあります。
許す行為は、寛大でなければできず、器が大きいからこそできる行為です。
許せば、楽になります。
心も体も軽くなるのです。
その人との関係も良くなるのです。
過去のトラブルがあっても、時効ということにすれば、自分を苦しみから解放できるのです。