ついやってしまうのが「自慢話」や「武勇伝」です。
素晴らしい功績があれば、自慢したくなるでしょう。
大きな手柄を上げた過去があれば、誰かに話してアピールしたくなるでしょう。
お酒の場でも、自慢話や武勇伝がよく聞かれます。
しかし、自慢話や武勇伝ばかり話していると、偉そうな雰囲気が出てしまい、感じの悪い印象を与えてしまいます。
自慢は、話す本人は気持ちよくても、聞いている人は興味がありません。
自慢話が好きな人もいますが、少数です。
人の自慢話は、あくびが止まりません。
相手から「早く話が終わらないかな」と思われるのです。
武勇伝にも注意が必要です。
大きな手柄を上げたことがあるとはいえ、過去の話です。
「あのプロジェクトは俺が成功させた」
「俺が若いころは、会社に寝泊まりして仕事するのが当たり前だった」
「取引先のどんな無理難題も、俺はすべて引き受け、結果を出した」
「私の過去はすごかった」という話は「私の現在はすごくない」という裏返しでもあります。
過去の自慢をすればするほど「現在の自分は落ちぶれています」ということになります。
自慢話や武勇伝を話していると、相手から「うっとうしいな」と思われることになります。
「あなたもこのくらい頑張れ」と言っているようにも聞こえ、聞いていて疲れます。
「自分を大きく見せたがっているんだね」とわかると、滑稽に映ることさえあります。
感じの悪い印象を与えたくないなら、自慢話や武勇伝はできるだけ控えておくのが賢明です。
では、感じのいい人は何を話すのでしょうか。
「体験談」や「失敗談」を話すのです。
どちらも引きつけるテーマです。
体験談は、ユニークであればあるほど良く、失敗談も、恥ずかしいものであればあるほど良い。
たとえば、珍しい場所に旅行した話や、仕事で起こした恥ずかしいトラブルの話は、リアリティーがあって面白い。
体験談や失敗談を話すと、相手は目を輝かせて、興味津々で聞いてくれます。
自然と笑いが生まれ、会話が盛り上がっていくのです。
特に失敗談は自己開示になります。
自分の恥ずかしいところをさらけ出すことにもなるので、相手も自然と心を開きやすくなり、会話が弾みやすくなるのです。
失敗談は、学びにもつながります。
人の失敗は、自分の失敗を防ぐのに役立ちます。
笑いがありながらも、参考になるので、勉強になるのです。
あなたにとって、ユニークな体験談や恥ずかしい失敗談は何でしょうか。
そのネタを紹介すると、おのずと感じが良くなり、どんどん仲も深まっていくのです。