「値引きはできませんか」と声をかける場面があるでしょう。
もちろん値引き交渉自体は有効な手段です。
予算の都合があるなら、交渉するのも当然です。
常連客の場合、日頃の感謝の意味も込め、値引きが行われるのはよくあることです。
しかし、その値引き交渉も「過度」となると問題です。
「もっと安くなりますよね」
「もう少し安くなるはずですよ」
「他社さんは、もっと安いですよ」
従わせるような態度を取ったり、他社を引き合いに出したりして、強引な値引き交渉をすると、相手は萎縮して不快感を覚えます。
安くしてもらおうとする行為は「あなたの仕事は、この金額だけの価値しかない」と言っているのと同じことです。
相手の仕事を軽視することにつながります。
失礼なことであり、相手からすると感じが悪く映るのです。
相手のブラックリストに載ってしまう可能性もゼロではありません。
「関わると面倒なことになる」と判断され、取引の中断されることもあるのです。
感じのいい人は、きちんと正規料金を支払います。
提示された金額に従い、過度な値引き交渉はしません。
きちんと正規料金を支払うのは、相手の仕事に対するリスペクトであり、感謝の表れです。
「あなたの仕事には価値があります。素晴らしい仕事に感謝しています」ということになります。
きちんと正規料金を支払うことで、自然と感じの良さも伝わるのです。
上手に安くしてもらいたいときもあるでしょう。
そんなときは、値引きを求めるのではなく、おまけをお願いするのがおすすめです。
「あなたの仕事は素晴らしいのでもっと欲しい。追加してもらえると嬉しい」ということになります。
相手の仕事をリスペクトできるうえ、おまけがあれば、結果として、安く手に入れられることになるのです。