お願いするにも「言い方」があります。
ポイントは「ストレスが感じられる言い方かどうか」です。
言い方の違いで、相手が受ける印象は大きく変わり、感じの良しあしにつながります。
感じの悪い人は、強要の言葉を使います。
お願いと言いながら、命令するような言い方が目立ち、自分の思いどおりに従わせようとします。
「今日中にお願いします」
「今すぐ取りかかってください」
「できるよね」
「してくれるよね」
「まだ少し余裕があるよね」
「今日、残業できるよね」
「みんな、普通にやってるよ」
高圧的な物言いがあり、断りにくい雰囲気を出します。
これではもはや命令と変わりません。
強要するような言い方だと、相手に反感を持たれるだけでなく、喜んで協力しようという気が起きません。
強いストレスを与え、嫌な感じが出るのです。
こういう言い方をする上司だと、最悪です。
部下はどんどん仕事を押し付けられ、逃げようにも逃げられません。
「退職」の文字が頭をよぎるようになるのです。
感じのいい人は、お願いするとき、クッション言葉や疑問形の言い方をします。
「余裕があれば、少し手伝ってもらえないでしょうか」
「ご迷惑でなければ、少し作業をお願いできないでしょうか」
「もしお時間があるようでしたら、お願いしてもよろしいでしょうか」
「時間があるときで結構ですので、ご協力いただけると助かります」
「よろしければ、無理のない範囲でお力をお借りできるとありがたいです」
クッション言葉や疑問形を使うと、柔らかい響きとなり、丁寧な印象となります。
感じのいい言い方をするので、相手も好意的に協力してくれるのです。
できるだけ丁寧なお願いの仕方をするに越したことはありません。
感じの悪い言い方であれば、簡単な仕事でもやりたくありませんが、感じのいい言い方であれば、喜んで引き受けたくなります。
お願いするときの言い方に、センスが表れます。