最初から感じのいい人はいません。
礼儀も作法も、最初は誰でも身についておらず、ゼロの状態です。
人と接したり、経験を積んだりするなかで、少しずつ身につけます。
そのため、いつの間にかNG行動をしてしまっているときがあります。
大切なのは、それに気づけるか、そして直せるかです。
どんな行動が感じがいいのか、どんな行動が感じが悪いのか、人と接するなかで一つひとつ学んでいく必要があります。
ここに感じのいい人と悪い人の違いが生まれます。
感じの悪い人は、自分の感じの悪さに気づきません。
人に迷惑をかけても、気づきません。
お願いされてもいないのに、お節介を焼きます。
相手が「大丈夫です」「間に合っています」とやんわり断っているにもかかわらず「どうぞどうぞ」と押し付けます。
自分のやっていることがありがた迷惑になっていることにも気づきません。
自分としては「いいことをしている」と思ってご満悦です。
自分の行いを振り返らず、そういう習慣もないのです。
一方、感じのいい人は、自分のNG行動に気づきます。
相手がはっきり「ノー」と言ってくれるとは限りません。
相手の態度や表情をチェックしながら、相手の本意を見極めます。
「感じの悪いことをしていないだろうか」「相手に迷惑をかけていないだろうか」と、自分の振る舞いを客観視しています。
気づきのセンサーを働かせているので、うっかりNG行動をしてしまったら、すぐ気づけます。
そのうえで、同じことを繰り返さないよう、きちんと振る舞いを直します。
試行錯誤を繰り返すことで、ますます感じが良くなっていくのです。