人と食べに行くとき「何食べる?」「何か食べたいものある?」となるときがあります。
このとき「何でもいい」と答える人がいます。
よく聞かれるパターンですが、実はあまり感じが良くありません。
「何でもいい」と言うことで、その人なりに気を使っているつもりですが、実際は逆効果になっています。
「考えるのが面倒です」「あなたが考えてください」と言っているようなものです。
「何でもいい」は「どうでもいい」に聞こえます。
そう言っていなくても、そういうニュアンスがあります。
相手に決定を委ねていて、自分の頭で考えることを面倒がっている印象を与えます。
そのわりに「じゃあ、中華にしよう」と言うと「脂っこいのは嫌だ」と文句を垂れるのです。
これでますます感じが悪くなるのです。
相談の場面では、自分の希望はきちんと言ったほうがいいのです。
控えめでいるより、正直に言ったほうが選びやすくなります。
ただし、一方的な言い方にならないよう、提案の言い方をしましょう。
「イタリアンはどう?」
「肉料理はどう?」
「焼き肉はどう?」
提案の言い方には優しい響きがあり、相手も一緒に考えやすくなります。
それぞれの希望を出すことで、一緒に考える雰囲気ができあがり、お互い納得して決められるのです。
あまり食欲がないときもあるでしょう。
そんなときは「あまりおなかがすいてないから、軽く食べられるところだと嬉しい」といった言い方がおすすめです。
相手の希望も含めて話し合えるので「じゃあ、あのお店に行こう」と話がまとまり、スムーズに事が運ぶのです。
もちろん特に希望がなく、相手に選択を委ねたいときもあるでしょう。
そんなときは「お任せします」というセリフを伝えましょう。
相手に任せるなら、どんな選択になっても文句を言わず、受け入れるのがマナーです。