施設・役所・アパレルショップなどで、ノーの一言で終わる会話を聞くことがあります。
こうした経験はないでしょうか。
もちろん正しく答えることは大切です。
嘘をつくわけにもいきません。
ないものは仕方ないし、できないことは断るしかありません。
たしかに簡潔な言い方のほうがわかりやすいものです。
しかし、ノーの一言で終わってしまうと、相手を突き放すような印象があり、感じが悪くなります。
相手は「そうか、無理なのか、できないのか」と思い、希望を持てません。
目の前が真っ暗になったような感覚を覚えます。
そこから話が続かず、相手に不安を与えてしまうのです。
大切なことは「ノーの後、代替案があるかどうか」です。
感じのいい人は、ノーの後、代替案を示します。
たとえば、次のような言い方に改善できます。
「無理です」
→「今日は難しいですが、明日以降ならできます」
「手続きはできません」
→「身分証があれば、お手続きが可能です」
「置いてあるものだけです」
→「在庫はありませんが、他店舗から取り寄せることは可能です」
代替案を添えた言い方だと、希望を与えます。
「こうすればできる」とわかるので、前向きな気持ちになり、話を前に進められます。
代替案を添えた言い方は、プライベートだけでなく、ビジネスシーンでも大いに活用できます。
「予算が足りないのでできない」
→「あと30万円予算があればできます」
「部長の許可が下りないのでできません」
→「部長の許可が下りれば、進められます」
「時間がないのでできません」
→「あと1週間、お時間をいただければできます」
感じのいい人になるためにも、日頃から代替案を提示する口癖を身につけておきましょう。