公開日:2025年2月20日
執筆者:水口貴博

情報に強くなる30の方法

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記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。

記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。 | 情報に強くなる30の方法

本を読んでも、内容を忘れることがあります。

人の話を聞いても、ニュース記事に目を通しても、内容を忘れることがあります。

そのときは覚えているのですが、しばらくすると記憶から消えているのです。

跡形もなく忘れていることも少なくありません。

忘れたらどうするか。

復習は必要ありません。

放置しましょう。

試験勉強のように頑張って覚えなければいけないものではありません。

忘れたのは、印象的ではなかったからです。

つまり「重要な情報ではなかった」ということです。

人間の頭はよくできています。

重要な情報は自然とよく覚えるようになっている一方、重要ではない情報は自然とすぐ忘れるようになっています。

印象的だったり重要だったりすると、驚きや感動があるので自然と覚えます。

心を動かされたことは、覚えようとしなくても、つい覚えてしまうものです。

逆に言うと、記憶に残らなかったということは「その程度」ということです。

人には「忘れる」という素晴らしい能力があります。

何でも事細かに覚えればいいわけではありません。

忘れたら、それはそれで好都合です。

重要でない情報はどんどん忘れたほうがいいのです。

忘れることをネガティブに受け止めないください。

忘れたら忘れたで放置しましょう。

忘れることで頭に余裕が生まれ、新しい知識を受け入れられるようになるのです。

一方、本当に重要なことは、自然と復習できる機会に恵まれます。

人生の知恵も仕事のノウハウなど、本当に大切な情報は、いろいろな本に書かれています。

書く人やエピソードは違っていても、似たような話がよく登場します。

いろいろな本を読んでいくうちに「この話は他の本でも見たことがある」とぴんときて、自然と復習できるのです。

世間をにぎわしているニュースも、いろいろな媒体で取り上げます。

自然と同じようなニュースを見ることになり「このニュースはよく目にするな」と復習となるのです。

よくできたもので、本当に大切な情報は印象的なので覚えやすいし、自然と復習する機会もあるのでなおさら覚えやすくなるのです。

情報に強くなる方法(26)
  • 忘れたら「重要な情報ではなかった」ということで、放置する。
信頼できる人でも、間違ったことを口にすることがある。

情報に強くなる30の方法

  1. 現代社会は、情報が多すぎる。
  2. 情報を追いかける時代は終わった。
    これからは必要な情報を見抜き、選別し、自分なりに編集することが必要。
  3. 情報を得るのがいけないのではない。
    情報に溺れるのがいけない。
  4. 自然と入ってくる情報に気をつける。
  5. 情報に感謝することで、情報の対処も上手になる。
  6. 自分に合った情報収集ツールを見つけておくと、情報収集が楽になる。
  7. 一次情報と二次情報を区別する。
  8. ファクトチェックの癖をつける。
  9. やみくもに情報を収集すればいいわけではない。
  10. 自分の脳のキャパシティーを把握していますか。
  11. 脳のキャパシティーが大きい人もいれば、小さい人もいる。
  12. ダイジェストやまとめサイトを活用する。
  13. 古い情報には注意すること。
    できるだけ最新の情報を手に入れること。
  14. 読み方は拾い読みで十分。
    一字一句すべて読もうとしなくていい。
  15. 情報の片付けは、整理するより、処分から始めるのが正解。
  16. 情報を整理すると、ストレスも小さくなる。
    カテゴライズやラベリングをフル活用しよう。
  17. 大量の情報収集は、手分けをすれば、楽になる。
  18. 本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。
  19. 知らないままでいる努力も大切。
  20. 大切な情報は、漏らさない。
  21. 芸能情報が気になったら「それって私の人生に何の意味があるの?」と自分に問いかける。
  22. あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。
  23. 情報疲れになっている人は、不必要な情報を取り入れている。
  24. どれだけ有益な情報も、活用しなければ、宝の持ち腐れ。
  25. 「他にもっと良い情報はないの?」と言う人は、かえって情報が回ってこなくなる。
  26. 記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。
  27. 信頼できる人でも、間違ったことを口にすることがある。
  28. 人間関係を大切にする人が、情報に恵まれる。
  29. 文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。
  30. あなたはすでに大切な情報を知っている。

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