執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。

復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。 | 成績が上がる30の勉強法

私は試験勉強のときには、よく「1人授業」をしていました。

先生は、自分。

生徒も、自分です。

学んだことを、自分が先生になった気分で立って、声に出して説明をします。

もちろん自分の部屋でするのが、一番手っ取り早いでしょう。

私の場合は、リラックスできるお風呂場で、よく1人授業をしていました。

湯に浸かりながら声に出したり、頭や体を洗いながら、1人でぶつぶつ話したりします。

言葉を口に出します。

この1人授業の一番の効果は、積極的なアウトプットにより、復習効果が高いことです。

声に出して説明しようとすることは、いわばアウトプットです。

しっかりインプットができていなければ、できることではありません。

人は、学ぶ側より教える側に立ったほうが、いい勉強ができます。

先生のように歩きながら、ノートを見て、声に出し、耳で聞きます。

五感を徹底的に刺激して、復習します。

また説明をしようとすると「どう説明すればいいのか」という壁に当たることでしょう。

覚えたと思った自分の記憶が、いかに曖昧だったかがわかり、言葉に詰まります。

噛み砕いてわかりやすく説明するために、さらに頭を回転させます。

脳の別の分野を刺激することで、より幅広く脳を活用することになるので、記憶も忘れにくくなり、復習効果も高いです。

うまくアウトプットができるということは、しっかりインプットできている証拠です。

アウトプットをしながら、より記憶をたしかなものにして、復習もできます。

あなたが復習をするときには、一度自分が先生になったことを想定して「1人授業」をしてみましょう。

これをするかしないかで、勉強の効果は変わってきます。

成績が上がる勉強法(21)
  • 1人授業で、復習効果を倍増させる。
睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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