執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。

買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。 | 本を読む力が強くなる30の方法

読書をするための一番のコツは「買ってきたその日のうちに読み始めること」です。

1日たりとも、日をあけてはいけません。

レジでお金を払って買った瞬間から、読み始めるのです。

電車の移動中でも、レストランで食事中でもかまいません。

空いているちょっとした時間に、読み始めます。

すぐ読み始めることに意味があります。

できれば、その日のうちに読み終わるようにしましょう。

これが、一番賢い読書術です。

なぜ賢いのかというと「読みたい!」という買った当初の熱い気持ちを、大事にしているからです。

吸収率と持続力が、最も強い状態で読んでいます。

本を読むためには、多少なりとも、パワーが必要です。

「読みたい」という気持ちが、本を読み進めるパワーになります。

読書ができない人は、買ってから数日、時間を置いています。

「お金を払って自分のものになったんだ。時間があるときにゆっくり読もう」

いつでも読めると思い、買った本をほったらかしにします。

しかし、不思議なことに人間は「時間があるときに」と思うほど、いつまでも時間ができません。

時間が経つにつれて「読みたい!」という熱い情熱も冷めてしまいます。

いつの間にか、買った本はほこりをかぶり、インテリアの一部になっているのです。

買った本を、その日のうちに読み始めるのがマナーです。

私は本を買うと、いつも買った瞬間から読み始めるようにしています。

本屋の店員が、本を袋に入れようとするところを「袋は結構です」と言って、そのまま本を受け取ります。

本屋の店員からおつりをもらい、すぐその場で読み始めます。

店員に失礼になりません。

すぐ読み始めるほうが、本も店員も喜びます。

読書をするときの吸収力もよくなります。

そういうときは、自然と本を速読できています。

本も喜びますし、なにより本を読む吸収力がよくなります。

「読みたい!」という気持ちが一番熱いときに、読み始めるのがコツなのです。

できれば、一気に最後まで読み切りましょう。

本を読む力が強くなる方法(2)
  • 本は、買ってきたその日のうちに読み始める。
あなたが読みたい本だけ買えばいい。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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