情報疲れになっている人には、ある共通点があります。
不必要な情報を取り入れているのです。
芸能ニュース、他人のSNS投稿、事件事故のニュース、どうでもいい情報や知らなくてもいい情報などなど。
生きていくうえでまったく必要でない情報を、これでもかと言うほど取り入れています。
必要な情報に思えますが、知らなくてもまったく問題なく生きていけます。
芸能ニュースは、そのもっともたる例です。
一過性の楽しみはあるかもしれませんが、それだけのこと。
SNSでは、他人の幸せそうな様子がたくさんアップされています。
他人のきらきらした日常が目に入ると、つい自分と比較してしまい、劣等感を覚えることがあります。
事件事故のニュースも、生きていくうえで必要ありません。
自分には関係ないことです。
「あらあら、大変。かわいそうに」と思うだけで終わりです。
政治や社会の情報は、一見すると必要そうに思えますが、実際はどうでしょうか。
ある程度は時事常識として知る必要はあるかもしれませんが、詳しく知る必要はありません。
少なくとも報道関係の仕事をしている人を除けば、毎日細かくチェックして追いかける必要はありません。
世の中のことを知らなくても、意外と普通に生きていけます。
必要な情報は有限ですが、その一方で、不必要な情報は無限にあります。
世の中には知らなくてもいい情報がいくらでもあります。
不必要な情報を取り入れていると、脳のキャパシティーがいくらあっても足りません。
情報疲れを感じる人は、日々自分が取り入れている情報をチェックしてみてください。
不必要な情報ばかり取り入れているはずです。
不必要な情報を取り入れたところで仕方ありません。
ジャンクフードならぬ、ジャンク情報です。
ジャンクフードばかり食べていると体の健康を害しますが、ジャンク情報ばかり取り入れていると心の健康を害します。
日々新しい情報を取り入れることは大切ですが、不必要な情報まで取り入れるのは要注意です。
どうでもいい情報は、どうでもいいのです。
情報疲れが気になる人は、しばらくの間「必要な情報」だけに絞ってみてください。
今の自分に必要な情報は何か。
自分の人生に集中して、生きていくうえで必要な情報だけチェックします。
必要な情報以外は、ばっさり断ち切る勇気を持つことです。
生活に必要な情報はさほど多くありません。
わずかな量であり、限られています。
「たったこれだけ」と思うでしょう。
必要な情報だけ取り入れるようにすれば、情報疲れに陥ることはありません。
脳のキャパシティーが小さい人でも、必ずキャパシティー内に収まります。
頭の中も整理しやすくなるのです。