執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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下克上を実現する一番の近道は、読書。

下克上を実現する一番の近道は、読書。 | 本を読む力が強くなる30の方法

昔は、封建制度で身分や階級の違いがありました。

下級から上級へい上がるのは、制度が邪魔をして、難しいことでした。

ましてや、上下が逆転する事態は、歴史の教科書に出てくるほどまれでした。

いわゆる、下克上です。

下克上とは、下の者が、上の者をしのぎ倒すことです。

下克上の代表例は、豊臣秀吉やナポレオンが有名です。

豊臣秀吉は、農民という低い身分であるにもかかわらず、日本の天下を勝ち取りました。

ナポレオンは、一般人という身分であるにもかかわらず、将軍になります。

下克上は、今の時代のほうが、実現しやすい環境が整っています。

昔は、身分の違いにより、誰でも自由に勉強できる状態ではありませんでした。

図書館はありませんでした。

本があっても、階級の高い人間しか手にする機会がありませんでした。

しかし、明治維新後、学問の自由が広がりました。

「勉強すれば、人生は豊かになる。権力や階級は関係ないんだ。誰にでも豊かになれるチャンスがある。本を読んで勉強しよう」

これは、福沢諭吉の著書『学問のススメ』のお話です。

私たちは今、誰でも自由に本を読めます。

古本屋では格安で本が売られ、図書館へ行けば、無料で本を読めます。

身分、性別、国籍、お金は関係ありません。

個人が、どれだけやる気になっているかどうかの問題です。

これほど下克上ができる時代はありません。

知識、知恵、賢さを身につければ、小から大を生むことができます。

私たちは、今、誰でも大金持ちになるチャンスがあります。

チャンスは、まず読書することで、つかむのです。

下克上のチャンスが目の前にあるにもかかわらず「本はいつでも読めるから」という理由で、後回しにしていませんか。

自分が豊かになるチャンスを、どこか遠くへ求めていないでしょうか。

本当は、もっと近くにあるのです。

本を読む力が強くなる方法(29)
  • 本を読んで、お金持ちになる。
読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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