本を読むことで一番大切なことは、知識を得ることではありません。
意識を変えることです。
意識が変われば、その人の性格が積極的になり、行動が変わります。
行動が積極的になれば、出会い、経験、体験が増え、結果として知識が増えます。
体験が伴った知識のほうが、覚えやすく、忘れにくく、生活に役立てやすくなります。
まず意識を変えることが、先決です。
マナーの本をいくら読んでも、なかなかマナーはよくなりません。
書いていることを頭で理解しているのは知識かもしれませんが、体験が伴っていないので、どうすればいいのかわからないのです。
それよりまず「マナーをよくすることで人生が変わる」という意識を、本を読むことで得るのです。
知識より、意識を変えます。
技能より、心を変えるほうが重要です。
仕事への意識が変わり、仕事を真剣にするようになり、手本となる先輩を見つけ、真似をします。
実際に自分の体を動かして、マナーを身につけます。
最初は、真似でもかまいません。
体験していくうちに「マナー」というものが本当に身につくのです。
体験が伴ったマナーは覚えやすく、忘れにくく、役立ちやすいものです。
体験が伴わないと、いつまで経っても、知識は生かされないのです。