執筆者:水口貴博

不安を解消する30の方法

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あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。自分で何とかするしかない。

あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。自分で何とかするしかない。 | 不安を解消する30の方法

あなたが海で溺れているとき、誰かが発見したら無視されることはありません。

すぐ身を乗り出して、すぐ助けてくれるでしょう。

あるいは救助の人を呼んでくれるでしょう。

こちらから「助けて」とお願いしなくても、必ず助けの手を差し伸べてくれます。

まさに1分1秒を争う緊急事態です。

助ける人もリスクはありますが、それでも海に飛び込み、命がけで助けてくれる人がいるものです。

助けてくれる人がいるのはありがたいことです。

助けてくれた人は命の恩人となるでしょう。

しかし、海は海でも「情報の海」は違います。

情報の海で溺れていても、誰も助けてくれません。

救助の人が呼ばれることもありません。

あなたが情報の海に溺れてあっぷあっぷの状態でも、みんな無関心です。

「つらそうだね」「あらあら大変そう」「なんだかお疲れですね」と遠目で眺めるだけでしょう。

「気をつけてね」と注意をしてくれる人はいるかもしれませんが、せいぜいその程度です。

あなたが白目をむいて必死になっても、助けてくれません。

私たちの身の回りには、多くの情報にあふれている

私たちの身の回りには、多くの情報があふれています。

テレビ・新聞・インターネットなど、どこを見ても情報ばかりです。

普通に生活を送っているだけで、情報のシャワーを浴びることになるでしょう。

現代人が1日に触れる情報量は、江戸時代の1年分に相当するといわれています。

特にインターネットの世界は、無限とも言える情報の海が広がっています。

当てもなくネットサーフィンをしていると、いつの間にか情報の海に飲み込まれ、溺れてしまうことがあります。

情報の海に溺れたとき、誰かを頼るのはやめてください。

待っても祈っても無駄なことです。

誰もあなたを助けてくれないのですから、自分で何とかするしかありません。

すなわち、自分で情報を遮断するしかないのです。

自分の意思で、情報を遮断する

「私は今、情報の海に溺れている」

そう感じることがあれば、今すぐ情報を遮断するようにしてください。

自分の身は、自分で守るしかありません。

誰かに「やれ」と言われてするのではなく、自分の意思で行うようにしましょう。

テレビを消します。

ネットを遮断します。

新聞もニュースも見ない。

自分から情報を取りに行かないようにします。

SNSをしているなら、いったん停止です。

最初は体がむずむずして拒否反応が出るかもしれませんが、心を鬼にしてください。

感情に流されることなくびしっと身を引き締めて、やり遂げることが大切です。

完全に情報を遮断するのが不都合であれば、コントロールしてください。

必要最小限の情報に触れるようにするといいでしょう。

情報を遮断すれば、心が落ち着き、生き返ります。

不安を解消する方法(27)
  • 情報の海に溺れたら、誰かが助けてくれるのを待つのではなく、自分で情報を遮断する。
不安で眠れないときは、本が最高の睡眠薬。

不安を解消する30の方法

  1. 不安をゼロにするのは不可能。
    大切なのは、不安をなくすことではなく、小さくすること。
  2. 不安を抱えているのはあなただけではない。
    すべての人が持っている感情。
  3. 紙に書き出すだけで、不安解消の扉が開く。
  4. 不安を放置しても、自然と消えることはない。
    大きくなって返ってくる。
  5. 知恵が浮かぶから笑うのではない。
    笑うから知恵が浮かぶ。
  6. 不安解消には「具体的なアクション」が欠かせない。
  7. 不安をやる気に変えて行動する人が、成功する。
  8. 不安を吹き飛ばすコツは「次はきっとうまくいく!」という一言。
  9. 厳しいだけの人は、嫌われる。
    厳しくても愛のある人が、愛される。
  10. いい考え方と出会ったら、自分の考え方になったと思っていい。
  11. ドレッシングの量が気に入らなくても、むっとしない。
    いつもと違ったパターンを楽しもう。
  12. 不安解消のアクションは「ゲーム」と考えてみよう。
  13. 命に直接関わること以外は、ささいな不安にすぎない。
  14. 直感を信じることは、自分を信じることになる。
  15. 目の前を歩く人が落とし物をしたら、あなたの出番。
    さっと拾って急いで追いかけよう。
  16. 不安は暇があるから考えてしまう。
    不安を考える暇をなくせばいい。
  17. たまにはだらだらすることもあっていい。
    ただし、期限を設けること。
  18. 不安をお酒で紛らわせるのは、賢明な手段とは言えない。
    酔いが覚めると、再び不安が襲ってくる。
  19. 「不安」の前に「素晴らしい」を付けるだけで、印象がぱっと明るくなる。
  20. 夜は、不安が大きくなる時間帯。
    昼は、不安が小さくなる時間帯。
  21. 不安を考えるから、不安を感じる。
    不安を考えなければ、不安を感じない。
  22. 実家に帰省したら、真っ先にお墓参りをしよう。
    ご先祖様への感謝と供養の念は、スピードで見せること。
  23. 人生という名の綱渡りは、期待と不安でバランスを取る。
  24. どれだけ貧乏でも、希望だけは持ち続けること。
    お金がなくても生きていけるが、希望をなくしたら生きていけない。
  25. 不安解消に、瞑想ほど効果的な方法はない。
  26. 不安は、できるだけ口にしない。
  27. あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。
  28. 不安で眠れないときは、本が最高の睡眠薬。
  29. やることをやっても不安が止まらないときは、自分をなだめるのが一番。
  30. 次の不安を楽しみになるくらいでないと、人生はやっていけない。

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