公開日:2025年2月20日
執筆者:水口貴博

情報に強くなる30の方法

18

本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。

本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。 | 情報に強くなる30の方法

「情報にお金も払いたくない」「有料記事は購入しない」という人がいます。

インターネットで手軽に情報が得られるならそれでいいではないかと考えています。

情報が無料で手に入ることに慣れてしまい、わざわざ情報に対価を払うことに抵抗があるのです。

たしかにインターネットでは、多くの情報が無料で手に入ります。

天気やニュースを始め、生活情報や芸能情報、仕事のノウハウや人生の知恵など、さまざまな情報が無料で得られます。

ニッチな情報やマニアックな情報も、ネットであれば、触れることが可能です。

なんて便利な世の中でしょう。

この素晴らしい時代に生まれたことに感謝することです。

しかしだからといって「情報に対価を払わない」という考えに固執するのは要注意です。

あらゆる情報が無料で手に入ると思っているなら誤解です。

「情報には絶対お金を払わない」という思考の人は、苦労します。

何でも無料で済ませようとするため、情報収集に多くの時間を費やすことになります。

インターネットは玉石混交の世界です。

ネットの世界は情報の大海であるゆえに、目的の情報を探し出すのは至難の業です。

砂漠の中から宝石を見つけ出すようなもの。

一生懸命探せば見つかるかもしれませんが、途方もない時間と労力がかかります。

また、本当に有益な情報は表に出ることはないため、そもそもネットから得られないこともあります。

ただで有益な情報を得ようとするのは虫のいい話です。

本当に有益な情報は、対価を払わないと得られません。

貴重な情報・有益な情報であればあるほど、取材に手間暇がかかっています。

交通費をかけて直接現場に行き、直接取材をしているものがほとんどです。

時にはリスクを冒してまで取材したものもあります。

そうした情報は「有料」であることが多いのです。

手間暇のかかった情報であればあるほど、情報に値札が付いています。

無料の情報は一般公開されているので、誰でも入手可能です。

誰でも入手可能な情報では、仕事に差がつきません。

仕事で差がつく情報の多くは、有料というケースばかりです。

ニュース媒体もボランティアではありません。

何でも無料で情報を提供していると、経営が成り立ちません。

「本当に有益な情報には対価を払って得るもの」という思考が大切です。

情報に強くなる方法(18)
  • 本当に有益な情報は、対価を払って得るものと考える。
知らないままでいる努力も大切。

情報に強くなる30の方法

  1. 現代社会は、情報が多すぎる。
  2. 情報を追いかける時代は終わった。
    これからは必要な情報を見抜き、選別し、自分なりに編集することが必要。
  3. 情報を得るのがいけないのではない。
    情報に溺れるのがいけない。
  4. 自然と入ってくる情報に気をつける。
  5. 情報に感謝することで、情報の対処も上手になる。
  6. 自分に合った情報収集ツールを見つけておくと、情報収集が楽になる。
  7. 一次情報と二次情報を区別する。
  8. ファクトチェックの癖をつける。
  9. やみくもに情報を収集すればいいわけではない。
  10. 自分の脳のキャパシティーを把握していますか。
  11. 脳のキャパシティーが大きい人もいれば、小さい人もいる。
  12. ダイジェストやまとめサイトを活用する。
  13. 古い情報には注意すること。
    できるだけ最新の情報を手に入れること。
  14. 読み方は拾い読みで十分。
    一字一句すべて読もうとしなくていい。
  15. 情報の片付けは、整理するより、処分から始めるのが正解。
  16. 情報を整理すると、ストレスも小さくなる。
    カテゴライズやラベリングをフル活用しよう。
  17. 大量の情報収集は、手分けをすれば、楽になる。
  18. 本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。
  19. 知らないままでいる努力も大切。
  20. 大切な情報は、漏らさない。
  21. 芸能情報が気になったら「それって私の人生に何の意味があるの?」と自分に問いかける。
  22. あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。
  23. 情報疲れになっている人は、不必要な情報を取り入れている。
  24. どれだけ有益な情報も、活用しなければ、宝の持ち腐れ。
  25. 「他にもっと良い情報はないの?」と言う人は、かえって情報が回ってこなくなる。
  26. 記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。
  27. 信頼できる人でも、間違ったことを口にすることがある。
  28. 人間関係を大切にする人が、情報に恵まれる。
  29. 文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。
  30. あなたはすでに大切な情報を知っている。

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