仕事をしていると、大量の情報収集をしなければいけないときがあります。
たとえば、ビジネスの市場調査を行う際は、非常に多くの情報を集めることが必要になります。
多くの地域の情報を自分一人だけで収集するのは大変です。
1人あたりの時間も体力も限られています。
「情報収集は自分一人で行うもの」というのは思い込みです。
収集しなければいけない情報が多いときは、それぞれ担当を決め、分業すればいいのです。
「○○の情報収集はAさん。△△の情報収集はBさん。□□の情報収集はCさん」と、担当を割り振ります。
1人あたりの負担が減り、情報収集もスムーズになります。
そうして集めた情報を最終的に統合します。
その後カテゴライズやラベリングで整理すれば、活用しやすくなるのです。
このとき注意したいのは「まず1人でやってみて、無理そうだとわかったら人に協力をお願いする」というパターンです。
たしかに仕事では、まず自分の力で頑張ってみることは大切ですが、それが正しいとは限りません。
後から人に協力をお願いする流れだと、時間や労力のロスが大きいのです。
そのとき人を確保できるとは限りません。
みんな忙しくて手が離せず、協力できないこともあります。
引き受けた段階で、1人で行うのは無理そうだと感じたら、最初から人を手配・調整し、手分けしてやるほうが効率的です。
仕事に限らず、プライベートでも同じことがいえます。
旅行や引っ越しなど、大量の情報収集が必要なときがあります。
集める情報がたくさんあって1人では手に負えないときがあるもの。
そんなときこそ、無理をせず、複数人で手分けしたほうが楽になります。