情報疲れに陥らないためには、まず自分の脳のキャパシティーを把握することが必要です。
一度にインプットできる情報量には限りがあります。
どれだけ頭のいい人でも、これは同じです。
もちろん人によって許容量に差はありますが、限界がある点は同じです。
頭の回転の速さや情報処理能力も人それぞれです。
自分のことを知らずして、情報とうまく付き合うことは困難です。
どんどん情報をインプットしていると、心の疲れを感じたり、ぼうっとして情報が頭に入ってこなかったりします。
一度にインプットできる情報量を超えているのです。
さまざまな情報と接していくなか「そろそろ危ないな」「限界が近づいているかも?」と思ったら、ブレーキを踏みましょう。
SNSやインターネットから離れて、情報から距離を置き、情報のインプットを抑えます。
あるいは、いったん情報を遮断してみるのも得策です。
もともと脳のキャパシティーが小さい人は、情報のインプットを控えめにするといいでしょう。
無理のないペースでインプットします。
必要な情報に絞って接するようにすれば、限界を超えることはありません。
生活に必要な情報は限られています。
脳のキャパシティーが小さくても、必要な重要情報に絞れば、支障はありません。
キャパシティーがわかっていれば「まだ大丈夫」「そろそろ危ない」という判断がしやすくなります。
体力を知っているから運動量をコントロールできるように、脳のキャパシティーを知っているから情報量をコントロールできます。
脳のキャパシティーを把握すると、情報との付き合い方もうまくなるのです。