公開日:2025年2月20日
執筆者:水口貴博

情報に強くなる30の方法

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文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。

文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。 | 情報に強くなる30の方法

職場で「言った、言わない」の水掛け論に遭遇することがあります。

「あなたは以前○○と言いましたよね」

「いいや、そんなことは言っていない」

「いえいえ、言いましたよ。覚えていないんですか」

「言った、言わない」の水掛け論になるのは、その証拠となるものがないからです。

「いちいちメールするのは手間だなあ。文書にするのが面倒だな。これくらいなら口頭で十分だろう」

そう思い、メールや文書に残す手間を省きます。

これがよくないのです。

口頭だけで伝えるのは危険です。

口頭だけでは記憶だけに頼ることになります。

相手が知らないふりをしているとは限りません。

本当に覚えていない可能性もあります。

人間は忘れる生き物ですから、忘れることは普通にあります。

一方、自分の聞き間違いや認識の誤りという可能性もあります。

はっきり記憶にあることでも、聞き間違いや認識の誤りであれば、誤解したままになります。

どちらが悪いのか決着がつきません。

特に抽象的な指示の場合、人それぞれのイメージが異なっていて、誤解が起こりやすいところ。

そして「言った、言わない」の議論に発展し、堂々巡りになるのです。

「言った、言わない」を防ぐにはどうすればいいか。

文書なりメールなり、きちんと文字として残すことが大切です。

文字として残せば、目で見える形となり、後からチェックできます。

文字は記録として残ります。

意識的に破棄や削除をしないかぎり、どれだけ時間がたっても残り続けます。

メールならデータとなり、検索することも可能です。

仕事ではささいな指示や小さな説明などがあります。

ちょっとしたことでも文書やメールに残すことが大切です。

文字として残せば、それが証拠となり「言った、言わない」の水掛け論になることはないのです。

情報に強くなる方法(29)
  • ちょっとしたことでも、メールや文書など、文字として残しておく。
あなたはすでに大切な情報を知っている。

情報に強くなる30の方法

  1. 現代社会は、情報が多すぎる。
  2. 情報を追いかける時代は終わった。
    これからは必要な情報を見抜き、選別し、自分なりに編集することが必要。
  3. 情報を得るのがいけないのではない。
    情報に溺れるのがいけない。
  4. 自然と入ってくる情報に気をつける。
  5. 情報に感謝することで、情報の対処も上手になる。
  6. 自分に合った情報収集ツールを見つけておくと、情報収集が楽になる。
  7. 一次情報と二次情報を区別する。
  8. ファクトチェックの癖をつける。
  9. やみくもに情報を収集すればいいわけではない。
  10. 自分の脳のキャパシティーを把握していますか。
  11. 脳のキャパシティーが大きい人もいれば、小さい人もいる。
  12. ダイジェストやまとめサイトを活用する。
  13. 古い情報には注意すること。
    できるだけ最新の情報を手に入れること。
  14. 読み方は拾い読みで十分。
    一字一句すべて読もうとしなくていい。
  15. 情報の片付けは、整理するより、処分から始めるのが正解。
  16. 情報を整理すると、ストレスも小さくなる。
    カテゴライズやラベリングをフル活用しよう。
  17. 大量の情報収集は、手分けをすれば、楽になる。
  18. 本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。
  19. 知らないままでいる努力も大切。
  20. 大切な情報は、漏らさない。
  21. 芸能情報が気になったら「それって私の人生に何の意味があるの?」と自分に問いかける。
  22. あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。
  23. 情報疲れになっている人は、不必要な情報を取り入れている。
  24. どれだけ有益な情報も、活用しなければ、宝の持ち腐れ。
  25. 「他にもっと良い情報はないの?」と言う人は、かえって情報が回ってこなくなる。
  26. 記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。
  27. 信頼できる人でも、間違ったことを口にすることがある。
  28. 人間関係を大切にする人が、情報に恵まれる。
  29. 文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。
  30. あなたはすでに大切な情報を知っている。

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