公開日:2025年2月20日
執筆者:水口貴博

情報に強くなる30の方法

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ファクトチェックの癖をつける。

ファクトチェックの癖をつける。 | 情報に強くなる30の方法

受け取った情報を何でもうのみにするのはよくありません。

フェイクニュースが話題となって久しい昨今です。

インターネットやSNSでは、正しい情報ばかりとは限りません。

誤った情報も氾濫していて、玉石混交の世界です。

インターネットは誰でも情報を発信できます。

素人でも専門家でも自由に情報が発信できるため、正確な情報もあれば、そうでない情報もあるのです。

情報化社会で生きるうえで大切なことは「ファクトチェック」です。

ファクトチェックとは、名前の通り、事実かどうかを確認することをいいます。

情報が正しいかどうか、誰かが教えてくれるとは限りません。

SNS・検索エンジン・ニュースサイトでは、独自のファクトチェック機能を設けているところもあります。

ただし、まだまだ発展途上で完璧ではありません。

最終的には自分で確認する必要があります。

いつの話か、発信者は誰か、情報源はどこか、根拠は何か、名前や数字に誤りはないか、画像や動画に違和感がないか。

確認すべきポイントは数多くあります。

画像や動画があるとしても、実際に撮影されたものではなく、AIの自動生成ツールによるものかもしれません。

ファクトチェックの難点は、手間がかかることです。

これは必要な手間です。

手間をかけずしてファクトチェックをするのは難しいと考えてください。

ファクトチェックは、情報の真偽の検証だけにとどまりません。

誇大表現や拡大解釈がされていないかどうかも、併せて確認する必要があります。

ファクトチェックには一手間も二手間もかかります。

この手間をきちんとかけることで、嘘や噂に惑わされず、正しい情報を見抜けるようになります。

ファクトチェックは面倒に感じられますが、慣れてしまえば当たり前になります。

情報に接したとき、必要な確認ポイントがすぐ浮かんで、確認がスムーズになります。

日付がおかしかったり、情報源が見当たらなかったり、名前が間違っていたりすると「これはおかしいな」と思えます。

自分なりに最低限チェックポイントを決めておくのも得策です。

車の運転のように、慣れてくれば、確認のコツがわかってスムーズになります。

ファクトチェックを当たり前のこととして受け入れることです。

当たり前のこととなれば、むしろファクトチェックしないほうが気持ち悪く感じるようになります。

ファクトチェックの癖をつけることで、フェイクに気づきやすくなるのです。

情報に強くなる方法(8)
  • ファクトチェックの癖をつける。
やみくもに情報を収集すればいいわけではない。

情報に強くなる30の方法

  1. 現代社会は、情報が多すぎる。
  2. 情報を追いかける時代は終わった。
    これからは必要な情報を見抜き、選別し、自分なりに編集することが必要。
  3. 情報を得るのがいけないのではない。
    情報に溺れるのがいけない。
  4. 自然と入ってくる情報に気をつける。
  5. 情報に感謝することで、情報の対処も上手になる。
  6. 自分に合った情報収集ツールを見つけておくと、情報収集が楽になる。
  7. 一次情報と二次情報を区別する。
  8. ファクトチェックの癖をつける。
  9. やみくもに情報を収集すればいいわけではない。
  10. 自分の脳のキャパシティーを把握していますか。
  11. 脳のキャパシティーが大きい人もいれば、小さい人もいる。
  12. ダイジェストやまとめサイトを活用する。
  13. 古い情報には注意すること。
    できるだけ最新の情報を手に入れること。
  14. 読み方は拾い読みで十分。
    一字一句すべて読もうとしなくていい。
  15. 情報の片付けは、整理するより、処分から始めるのが正解。
  16. 情報を整理すると、ストレスも小さくなる。
    カテゴライズやラベリングをフル活用しよう。
  17. 大量の情報収集は、手分けをすれば、楽になる。
  18. 本当に有益な情報は、対価を払わないと得られない。
  19. 知らないままでいる努力も大切。
  20. 大切な情報は、漏らさない。
  21. 芸能情報が気になったら「それって私の人生に何の意味があるの?」と自分に問いかける。
  22. あなたが情報の海に溺れても、誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。
  23. 情報疲れになっている人は、不必要な情報を取り入れている。
  24. どれだけ有益な情報も、活用しなければ、宝の持ち腐れ。
  25. 「他にもっと良い情報はないの?」と言う人は、かえって情報が回ってこなくなる。
  26. 記憶に残らなかったということは、重要な情報ではなかったということだ。
  27. 信頼できる人でも、間違ったことを口にすることがある。
  28. 人間関係を大切にする人が、情報に恵まれる。
  29. 文字に残す手間を省くから「言った、言わない」の水掛け論が起こる。
  30. あなたはすでに大切な情報を知っている。

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