授業で習ったことはきちんと復習しておきましょう。
忘れたら、次の授業のときにまた教えてもらえばいいと考える人もいるかもしれません。
復習しておかないと、次の授業のとき「えっと、何だっけ?」から始まります。
「忘れちゃいました。もう一度教えてください」から入られると、先生としてもげんなりします。
先生の立場からすると、同じことを二度繰り返すのは非効率です。
授業が進みが遅くなってしまい、カリキュラムに影響します。
習ったことはすぐ忘れます。
習ったことは早めに復習するのが良い。
できれば24時間以内に復習するのがおすすめです。
エビングハウスの忘却曲線によると「24時間後には、およそ70パーセント忘れてしまう」という結果が出ています。
もたもたしていると、あっという間に忘れます。
たった24時間で、3分の2以上を忘れているのです。
だからこそ24時間以内の復習が重要です。
英会話なら、勉強した部分を何度も読み返し、フレーズも音読して復習します。
ヨガやピラティスなら、自宅でマットを敷いて復習です。
ダンスなら、場所の広いところでステップを踏みます。
スポーツ系で大きな動きができないときは、イメージトレーニングが有効です。
イメージトレーニングは、プロでも行っている効果的な練習法です。
授業の直後ならまだ熱が残っているので、熱が残っているうちに復習しておくとスムーズです。
余裕があれば、帰り道で復習です。
復習も、1回で満足するのではなく、時間の許すかぎり何度も復習しましょう。
復習回数は大いに超したことはありません。
次の授業までに何度も復習することで、習ったことが定着されていきます。
面倒な気持ちがあるときは、身銭を切って習いに来ていることを思い出してください。
自分の財布からお金を出していると思えば「きちんと復習をしておこう」と思えるはずです。
しっかり定着させておけば、次の授業のとき、スムーズに続きを学べます。
「前回学んだことはこうですよね」と言えば、先生も「しっかり復習できているね」となって好印象です。