情報を得ることがいけないのではありません。
情報は大切です。
目的達成には情報収集が欠かせません。
情報があればあるほど、物事をスムーズに進められるようになります。
理解度が深まったり、判断材料になったりして、正しい意志決定ができるようになります。
受験も就活も、情報戦といわれます。
情報があることで、問題を解決できたり、有効な対策を打てたり、ショートカットを実現できたりします。
情報は、ライバルとの差をつけることにも役立ちます。
ある情報のおかげで、人より有利に動けることはよくあることです。
目的に関する情報は少しでもたくさんあったほうがいいし、必要な情報が役立つのは間違いありません。
まさしく情報は武器になるということです。
では、何がいけないかというと、情報に溺れるのがいけないのです。
情報が大切ですが、溺れないようにすることが大切です。
無駄な情報を得たところで仕方ありません。
手当たり次第に情報を得ると、脳のキャパシティーを超えて、混乱します。
多くの情報を得るのはいいのですが、情報に溺れることがあってはいけないのです。
情報に溺れないために大切なことは、2つあります。
1つ目は取捨選択です。
余計な情報は、前もって遮断します。
うっかり余計な情報を得たときは、すぐ破棄します。
どんな情報でも受け入れるのではなく、きちんと吟味して、必要なものを取捨選択することが大切です。
2つ目は、得た情報を整理することです。
得た情報は、把握や分析がしやすくなるよう、上手に整理します。
時系列に並べる、優先順位をつける、種類ごとに分けるなど。
多くの情報があっても、上手に整理することですっきりします。
情報をより有効活用できるようになって、業務効率のアップにつなげられるのです。
情報の取捨選択と整理がきちんとできてさえいれば、スムーズに情報を活用でき、情報に溺れることもありません。
情報は、取捨選択と整理が重要なのです。