外出先で、急に雨が降り始めました。
天気予報とはいえ、100パーセント当たるとは限りません。
天気がよくても、急に雲行きが怪しくなり、スコールのような雨に遭うことがあるものです。
そこであなたは、近くの売店でビニール傘を買いました。
しばらく使っていたところ、雨がやんで傘が不要になりました。
傘を買ったときに限って雨がすぐやむのは、世の中のあるあるです。
こんなとき、傘をどうするかです。
捨てるのももったいないので、普通はそのまま持ち帰ることになるでしょう。
また別の機会に使えばいいと思うはずです。
しかし、急な雨のたびにビニール傘を買って自宅に持ち帰ると、家の中にどんどんビニール傘がたまります。
傘にも置き場所が必要です。
傘とはいえ、何本もあるとかさばってしまうため、それなりの置き場所が必要になります。
傘を使うとき、1本あれば十分です。
自宅に何本も傘をため込んでいても仕方ありません。
予備の傘を含めても、数本あれば十分でしょう。
仕方ない状況に思えますが、こんなことにならないための小さな工夫があります。
急な雨で傘を買ったものの、お店から出るころにはすっかりやんでいることがあるでしょう。
さっきまでの大雨が、嘘のように晴れていることがあるもの。
そんなときは、お店の人にプレゼントできないか声をかけてみましょう。
「さっき買ったばかりの傘なのですが、雨がやんでいらなくなったので、よろしければお客さん用の傘として使えないでしょうか」
プレゼントできないか提案してみましょう。
明るい声で申し出ればなおよし。
お店によっては喜んで受け取ってもらえるでしょう。
お店の人にとっても、お客さん用の予備の傘があると、万一のときに助かるでしょう。
また店員さんにとっても、急に雨が降ってきたときの予備として活用できるはずです。
一度しか使っていない傘なので、湿ってはいるものの傷や汚れはほとんどないはずです。
買ったばかりの傘をすぐ手放すことになりますが、不必要なビニール傘を自宅にため込むよりは賢明です。
傘代がもったいないと思うかもしれませんが、見方を変えれば「寄付」ということになります。
社会に役立つ使い方になるので無駄にはなりません。
あくまでプレゼントすることになるので、そのまま捨てるよりは有効に活用できるでしょう。
あっさり手放す勇気を持ってください。
自宅に置く傘は、たくさんため込む必要はなく、数本あれば十分です。