品のない人は、人の悪口や噂話に興味津々です。
人のゴシップにはいつも敏感に反応します。
人の悪口や噂話があれば「何? 何?」と興味津々に耳を傾け、にやにや話します。
誰かの悪口大会が始まったら、喜んで参加するのです。
噂話の収集能力も高い。
誰かの悪い噂話があれば、ここぞとばかりに喜んで飛びつきます。
人の不幸を確認しては、自分はまだまだ大丈夫と安心するのです。
人の不幸を面白おかしく話す人がいるものです。
たしかに他人の不幸をわきで眺めるのは、ちょっと気分良く感じるところがあるのも事実。
「人の不幸は蜜の味」という言葉もあります。
しかし、人の悪口も噂話も、どちらも品のない話題です。
話せば話すほど、下品に成り下がります。
悪口にせよ噂話にせよ、それを話したところで、何の役に立つのでしょう。
自分には何のプラスにもならず、時間とエネルギーの無駄を生むだけなのです。
品のある人は、人の悪口や噂話には関わりません。
自分から情報を取りに行くこともありません。
品のないことであることを知っているので、意識的に避けています。
そもそも興味がなく、聞いたところで仕方ないと思っています。
「あなたはどう思う?」と話を振られても「私にはわかりません」と答えます。
仲間内で悪口や噂話が始まると、さっとその場から離れます。
人の悪口せよ噂話にせよ、何かを生み出すわけでも、何かが成長するわけでもありません。
やるべきことがあるので、人の悪口や噂話をする暇も、聞く暇もありません。
品のある人は、悪口や噂話には目もくれず、ひたすら自分のやるべきことに邁進するのです。