品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につけるのが特徴です。
指には指輪をいくつもはめています。
耳には大きなイヤリングがゆらゆら揺れています。
首にはネックレスが重ね付けされています。
手首には、腕時計だけでなく、ブレスレットやバングルを2つも3つもはめています。
しかも奇抜なデザインのものが多い。
指・耳・首・手首など、体のパーツそれぞれに、これでもかというほどアクセサリーを身につけるのです。
残念ですが、これではお世辞にも品があるとは言えません。
もはや怪しい祈祷師さながらの格好です。
アクセサリーの数は、品格と反比例します。
アクセサリーの数が多くなればなるほど、品も下がります。
アクセサリーが多すぎると、そちらに気を取られ、自己主張が強すぎる印象を与えてしまいます。
品のある人は、最低限のアクセサリーのみ身につけます。
身につけるアクセサリーは、小ぶりでシンプルなものです。
イヤリングもネックレスも、小ぶりなものを身につけます。
手首は、シンプルな腕時計1つのみで、ブレスレットははめません。
指輪は、基本的に結婚指輪・婚約指輪以外ははめません。
はめるとしても1つのみです。
それぞれのアクセサリーは、高級ブランドというわけではありませんが、品質が良くて洗練されたものを身につけます。
品のある人は「アクセサリーはあくまで引き立て役」と考えています。
アクセサリーは、ファッションの一部であって、主役ではありません。
アクセサリーをじゃらじゃら身につけることはなく、最低限のもので済ませるのです。